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富士市立高校生と懇談してきました
 きょう5月23日、富士市議会の影山正直議長をはじめ議会運営委員会と4常任委員会の正副委員長の計11人で市立高校に出向き、高校生と語り合ってきました。自分は、4常任委員会の一つ、総務市民委員会委員長という立場での参加でした。
 高校生の若さとエネルギーにふれ、久々に心リフレッシュ、ゴチャゴチャした難題が降り注ぐ世俗に振り回されている日常から解放された気分です。多分、すぐに、他人の目を気にする世俗の世界に戻ることになりますが…。



         訪れた市立高校です
 
 この市立高校訪問は、3年生の単元授業(ある主題を中心に行う学習活動)の一環。「模擬議会」を主題とし、「安楽死法案」「死刑制度廃止法案」「静岡県議会議員政務活動費削減法案」「高校生アルバイト推進法案」などを取り上げ、法案ごと与党(賛成)と野党(反対)に分かれ、4人から6人のグループで、その倫理を話し合う、というもの。議員は、各グループに入ってのアドバイス役です。



        開始前、授業の進行を確認


       グループに分かれての討議です
 
 自分、海野しょうぞうが担当したグループは、「安楽死法案」を取り上げた野党の立場でした。
 生徒に、「なぜ、安楽死法案に反対なのか…」と質問すると、「高額な医療費がかかるなどを理由に安楽死を選択、命が粗末にされる不安があるから」、「安楽死を法律で認めると自殺者が増えるのでは…」、「結果は殺人と同じになるのでは…」などの言葉が返ってきました。
 
 これを受けて自分が述べたことは、「極めて難しい問題。ヨーロッパでは安楽死を認める国があるものの、重視すべきことは家族など周囲の者の選択ではなく、本人が、どのような最期を迎えたいか。延命治療は望まない。死後に臓器を提供する臓器バンクに登録していたか。そうしたことがあれば、安楽死ではなく本人の生前の意思を尊重する尊厳死があってもいいのではないか」でした。
 
 誤解されると困るので、生徒には、「おじさんも本人の意思が反映されない安楽死には反対の立場」を付け加えておきました。
 
 授業の後半には、政治活動全般や市議会議員の仕事などについての質問を受け、「なぜ、市議会議員を目指したか」や「市議会議員は、どんな毎日を過ごしているか」などを答え、その線上で「選挙権が18歳に引き下げられた。ぜひ、投票権を行使してほしい」と、お願いしてきました。
 
 投票権の行使については、ナチスと闘い、『ヴェニスに死す』などの作品で知られるノーベル文学賞受賞の小説家パウル・トーマス・マン(Paul Thomas Mann、1875年−1955年)が遺した言葉、『政治を愚弄する者は、その愚かな政治のもとで生涯を過ごさなければならない』を取り上げ、「政治を良くするイコール社会を良くするのは、皆さんの1票にかかっている」と述べ、その自覚を求めました。
 勢いづいて、「市議会議員選挙など多数の人が立候補する選挙は難しいものの、衆議院選挙小選挙区や市長選挙の立候補者は少ないことから立候補者全員の主張を受け止めることはできるはず。受け止めた結果、1票を投じたい立候補者がいなくても投票権を行使、白票を投じれば、それも有権者としての明確な意思表示になる」とも。
 
 自分のアドバイス、生徒の皆さんが、どう受け止めたか、それを聞く時間はありませんでしたが、目を輝かせながら聞き入ってくれたことに、「明日の富士市は大丈夫だ!」、そんな思いを抱きました。
 
 こうした授業、接することも、アドバイスも初めてでしたが、社会人となるために重要な試み、それを実感。個人的な思いになりますが、要望があれば公務に支障のない範囲で協力をしたいと思っています。



  アドバイス役を終了しました。担当したグループです
 
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