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鷹岡小学校の通学路安全点検に参加しました
 所在区の富士市鷹岡地区で、昨日14日、地区あげての態勢で通学路の安全点検が行われ、市議会議員、そして地区民、さらに小学4年男児の孫と同居する“ジイジ”の立場で参加しました。


    参加者にシャッターを押してもらいました
 
 鷹岡小学校PTA(一条義浩会長)が中心になっての取り組み。これまでPTAでは、区長会やまちづくり協議会の理解と協力を得て通学路の安全点検を行い、要望事項を賛同署名活動も絡めながら書面で県や市、警察など関係機関に危険箇所を提示、その解消を求めています。
 
 こうした中で地区あげての態勢で取り組んだ今回の通学路の安全点検は、「これまでの取り組みを総括、さらにはPTA生活指導部を通して新たな危険箇所も拾い上げ、関係機関に参加を要請して現地を視察、“直訴”をもって危険箇所の解消を…」、そんな狙いだと受け止めています。
 
 今回、通学路の安全点検が行われたのは9箇所。午前9時に鷹岡小学校に一条会長らPTA役員をはじめ区長会役員、まちづくり協議会役員、関係機関からは市から市民安全課防犯交通安全担当と道路維持課、県から富士土木事務所、富士警察署からは交通安全担当などの職員。これに鷹岡小学校から校長、教頭が加わり総勢20人余が集合。昼食をはさみ午後3時まで車に分乗して回ってきました。


 通学路の安全点検の場面です。横断歩道設置要望
      が出されている県道鷹岡柚木線の『洋食工房』前



 横断歩道改良要望が出されている市道の入山瀬浅間神社北東


    通学路指定も地図で確認しました

 関係機関に参加を要請しての現地視察の強みを示す形で、その場で担当部署から回答を得られるケースも多く、県道鷹岡柚木線の鷹岡本町交差点では、県の富士土木事務所職員が工事の進捗状況を図面をもって解説、地元が強く要望していた交差点への信号機設置については富士警察署の交通安全担当が「すでに設置に向けて設計に入っており、本年度(平成29年3月末)中には設置される段取りに…」と報告、地元にとって、一時期、「設置は厳しい」とされていたこともあって朗報となり、関係者に安堵が広がりました。


 富士土木事務所が工事進捗状況を図面をもって解説
          (県道鷹岡柚木線の鷹岡本町交差点付近)

 
 この一方、危険箇所の解消に向けての横断歩道の設置や、歩道の拡幅などの要望については、道路構造上の問題や予算的な問題をあげて「対応は難しい」とする回答が下されました。
 
 その中では、県の富士土木事務所職員が県道富士白糸滝公園線の大渕地先で取り組んでいる事業着手準備制度も紹介、その取り組みにあたっては「県と地元が協働で取り組む」や「地主の100%合意が必要」が条件となることを示しました。
 
 つまり、危険箇所の解消にあたって道路再整備など莫大な費用を必要とするケースについては、それを要望する地元も当事者的立場で…といったところです。
 
 いずれにせよ、この日の地区あげての態勢、そして関係機関に参加を要請しての現地視察をもってPTAが拾い上げた危険箇所がすべて解消されたわけではありませんが、通学路の安全整備が確実に前進、さらには、前進にアクセルを踏み込むために何をすべきかも掴み取ったことは間違いない、そう判断しています。
 
 この日の取り組みが今後も継続することを願い、「そのために市議の責務として自分も全力で…」、そう胸に刻んでいます。

 
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