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富士市が驚くべき公共施設の再編計画案を公表!

 富士市は、7月1日に開かれた市議会全員協議会で「公共施設再編計画案(以下、再編計画案)」を公表しました。その内容は驚くべきものです。概要をお伝えします。

 

 すでに市は、平成27年度に「公共施設マネジメント基本方針(以下、基本方針)」を策定。その基本方針では、公共施設の更新費用に係る将来推計を行い、その結果、上下水道等の公営企業が保有する施設やプラント施設を除いた公共施設に係る将来の更新費用は、過去5年間の施設の更新に係る年間平均費用に対して毎年約30億円も不足することが判明。

 

 このような状況の下、人口減少予測も絡めながら「一般公共建築物については、中長期的な視点から公共施設の大規模修繕や更新時期を捉えて再編を進めていくことが必要」とし、平成28年度から平成67年度までの40年間で一般公共建築物の延床面積を20%削減することを目標数値に掲げていました。

 

 今回の再編計画案は、基本方針に掲げた基本原則を具現化するために再編の手法や留意すべきポイントを定めたものです。

 

 注目の用途別再編計画から小学校、中学校をとらえると…。

 

 小学校については、「平成45年には児童数が約3割減少する」と予測し、その上で「今後40年間で約17%の延床面積の削減を見込む」とし、その削減にあたっては「将来の各地区における児童数の減少や、各小学校の立地条件、周辺施設の状況等の諸条件を踏まえ、教育的効果の向上を図りながら小中一貫教育による中学校との複合化や、近隣の小学校との統合、適正規模による施設整備を行う」。

 さらに「多様な学習機会の創出や、地域コミュニティの強化等を考慮した他施設との複合化を行う」としています。

 その他施設との複合化では、「地域の生涯学習との連携を考慮し、地区まちづくりセンターや、図書館等を受け入れ、または教育や子育て環境の向上を図るため幼稚園や保育園及び児童館、児童クラブを受け入れた複合施設としていく」としています。

 

 一方、中学校については、「平成45年には生徒数が約4割減少する」と予測し、その上で「今後40年間で約19%の延床面積の削減を見込む」としています。その削減にあたっては、小学校と、ほぼ同様の手法を採用。

 

 このほかの用途別再編計画で示された今後40年間の延床面積の削減率は、スポーツ施設が約30%、社会教育施設が約6%、まちづくり施設が約13%、文化施設&市民交流施設が約9%、保育園が約10%、幼稚園に至っては約57%を見込んでいます。

 

 高齢者施設については、高齢者が増加する中でも「可能であれば民間移管を検討し、それが困難な場合は施設の廃止を検討する」として今後40年間で約56%、障害者福祉施設についても民間移管を前面に出し、今後40年間で実に約77%もの延床面積の削減を見込んでいます。

 

 この一方、消防施設については、災害が複雑多様化していることを概括的な理由に「今後40年間の延床面積は現状維持を見込む」としています。

 

 削減や現状維持だけでなく、今後、40年間に一般公共建築物全体の延床面積を20%削減とする中で、用途別で”増加”とする再編もあり、それは庁舎・事務所、「約8%の増加を見込む」としています。唯一の”増加”で、その理由には、庁舎業務が地方分権等の影響で増加したことにより執務スペースが手狭になっていることをあげています。

 

 今後、市では再編計画に基づく公共施設の再編に合わせ「公共建築物長寿命化指針」や「公共建築物短期保全計画」を策定、施設の長寿命化と保全に取り組む方針を打ち出しています。

 

 市では、パブリック・コメント制度による再編計画案に対する意見募集を7月13日から8月12日まで受け付けていくことになっています。

 

 問い合わせは総務行政経営課(筍娃毅苅機檻毅機檻横沓隠后法

 

 

 【お詫び、訂正】

 

 このブログは、二か所に間違いがあり、書き直しました。庁舎・事務所の延床面積が「約8%削減」は「約8%増加」の間違い。タウンミーティングは、全員協議会で報告のあった「地区まちづくり活動推進条例案」についての開催で、このブログに記した「公共施設再編計画案」ではありませんので削除しました。

 深くお詫びして訂正します。

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