きょう7月13日夕刻、2泊3日の研修から戻りました。
研修場所は、滋賀県大津市にあるJIAM(全国市町村国際文化研修所)で、研修テーマは『アート(文化芸術)によるまちづくり』。受講したのは、自分、海野しょぞうの所属会派、富士市議会の「凛(りん)の会」の5人中、他の公務と重なった高橋正典議員と佐野智昭議員を除く、自分と一条義浩議員、藤田哲哉議員の3人でした。
JIAMのロビーで…(右から一条議員、
藤田議員、そして自分、海野しょうぞうです)
全国の若い自治体職員に交じっての研修、
学生時代に戻った気分でした
難解なテーマに加え、討議、発表があり、時間的にもハードでした。これから報告書の作成に入りますので、研修内容の報告は報告書作成後にお伝えします。
ちょっとバテ気味でしたが、荷物を自宅に置いて大渕まちづくりセンターへ急行。市制施行50周年記念日の平成28年11月1日を施行日と予定している「富士市地区まちづくり活動推進条例」に対して担当のまちづくり課が地区のリーダーに条例案を示し、意見を求めるためのタウンミーティングに参加するためです。
4日間にわたって開く予定で、きょうは、その3日目。大渕地区のほか鷹岡、天間、丘など北西ブロックのまちづくり協議会や区長会などに参加を呼び掛けての開催で、参加者数は事務局を含めて50人余でした。
タウンミーティングの会場です
まちづくり課のスタッフは、パワーポイントを使用して、分かりやすい表現で説明したのですが、参加者の反応は、いま一つ…といった感じでした。
まちづくり推進会議を発展的に解散して市内全地区にまちづくり協議会の設立を求めてスタートしたのが平成26年4月。それから遅れること2年半の理念を掲げた推進条例の制定。「いま一つ…」は、そのタイミングのずれによるためかもしれません。「組織づくりと理念は同時進行で取り組むべきではなかったのか」、そんな思いを抱いています。
しかし、すでに組織化が図れており、今後は、いかに推進条例に盛り込まれた持続可能なまちづくりに向けての理念を浸透、理解を求めていくか…、地道な努力と時間が必要かもしれません。