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天皇陛下、生前退位の意向に思う!

 きょう7月14日、早朝から新聞、テレビなどメディアは天皇陛下の「生前退位の意向」をトップニュースで伝えています。舛添要一前知事の辞職に伴う東京都知事選の告示(投開票今月31日)ニュースも二番手に追いやられるほどのビッグ、そして日本人にとっては衝撃的なニュースです。

 

         購読紙の朝刊です

 

 購読紙の朝刊によれば…

 

「天皇陛下が生前退位の意向を示されていることが13日、政府関係者への取材で分かった。少なくとも1年前から、こうした意向を周囲に示していたというが、今すぐ退位しなければならない健康上の問題があるわけではないとしている」

 

 ところが、読み進めると…

 

「13日夜に取材に応じた宮内庁の山本信一郎次長は、『そのような事実は一切ない』と否定した」

 

 これって「?」、ミステリー小説風に記せば、「誰かが嘘をついている」ということになりますが、皇室関係者や政府関係者へのインタビューやコメントが次々と伝えられた昼から夜にかけてのニュース番組を視聴した感想は、「生前退位が陛下の意向であることは、ほぼ間違いない」、そう受け止めています。

 

 世界的に見れば、皇位の生前退位は、オランダやベルギーなどに事例があるものの、日本では皇位継承について規定する皇室典範第4条で「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する」と明記、生前退位についての定めはなく、実現には法改正が必要とされています。

 

 今後、その賛否をめぐり国民的議論がおきそうですが、多分、激動の時代を過ごされた陛下が、昭和天皇が崩じ、皇位に即位された際、「現代の時代に相応しい皇室を追い求めていきたい」と述べられたこと、そして皇位継承後、各種の国事行為のほか自然災害の被災地への精力的なお見舞い、太平洋戦争の慰霊の旅にも精力的に続け、昨年12月に82歳になられた以降も激務が続いていることをとらえて「陛下の意向を尊重すべき。ご自身の時間を過ごしてほしい」の意見が主流になるのでは…と推測しています。

 

 しかし、自分は違います。憲法では天皇を日本国民の象徴と位置付けていること、そして、激務に対しては、「その負担軽減に取り組めはいいのではないか…」との判断から「陛下のままでいてほしい」、そんな思いです。

 ありていに言えば「生前退位は、いかがなものか」です。もっとハッキリ言えば「生前退位には反対!」です。

 

 日本の『国歌』は『君が代』。その歌詞は10世紀初めてに編纂された『古今和歌集』の和歌の一つ。1880年(明治13年)に幕末・明治前期の雅楽演奏者の林廣守(はやし ひろもり)が曲を受け、以後、『国歌』として歌われ、1999年(平成11年)に「国旗及び国歌に関する法律」で正式に国歌として法制化されています。

 

 君が代を陛下に置き換えての、その歌詞は…

 

 君が代は

 千代に八千代に

 さざれ石の

 いわおとなりて

 こけのむすまで

 

ですが、現代語訳では…

 

 君が代は

 千年も八千年も

 細石が大きな岩になって

 それにさらに苔が生えるほどまで

 永く永くずっと続きますように

 

さらに分かりやすいようにした語訳には…

 

 天皇の御代が

 いつまでも

 永く続きますように

 小石が集まって大きな岩となり

 苔が生えるほどまでに

 

 つまり、日本国民の象徴で、平和国歌を希求、実践してきた陛下の長寿を願うのが『国歌』であり、『国歌』が『国歌』としてあり続ける限り、陛下が、命の輝きを灯し続けている限り、陛下であり続けてほしい、そんな思いからの「生前退位には反対!」です。

 さらに言えば「年齢を重ねても命を尊重する社会であってほしい」、そんな思いもあってのことです。

 

 皆さんは、どう思われるでしょうか…。

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