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感動!、静鈴会の『宮古市水害応援コンサート』

           コンサートの様子です

 

 

 きょう9月11日の日曜日早朝、所在区にある地域公園の清掃に…。所在区に二か所ある地域公園では、それぞれ月1回、班持ち回りで清掃活動が行われており、地域の方々との接点づくり、そして日頃の運動不足の解消、その2点を目的に市議就任以来、できる限り参加。清掃後には、参加者から国政、県政(主に川勝知事の言動)、そして市政に対して「海野議員は、どう思うだネ」ってな調子の普段着感覚の質問を受けることも多く、これも自分にとって貴重なものとなっています。

 

 

           今朝の地域清掃です

 

 

 しかし、きょうは、清掃用具を倉庫に収め、しばし、いつもの雑談に…という時点で「急ぎ行くところが…」と区役員に伝え、鷹岡まちづくりセンターへ。

 センターホールで午前10時に開演する『宮古市水害応援コンサート』を鑑賞、というよりも不安材料に対応するためです。

 

 コンサートを主催したのは、市内在住の音楽家、後藤静代さんを指導者とする市内のコーラス同好会で組織する静鈴会(井出つぎ子会長)。当初は、東日本大震災復興支援で結ばれた静鈴会と岩手県宮古吹奏楽団の『交流演奏会』でした。

 

 しかし、8月30日に上陸した台風10号により宮古市に甚大が生じ、宮古吹奏楽団から「富士市訪問を見合わせたい」との連絡が入り、入場無料とはいえ、すでに来場呼び掛けのチラシを配布していることから静鈴会は『交流演奏会』を『宮古市水害応援コンサート』に切り替え、静鈴会のみ出演、これに“みんなで歌おう”の企画を組み込んで予定通り、きょう11日午前10時に開演と決定しました。

 

 指導者の後藤さんのご主人は、自分、海野しょうぞうの親友でした。いや、10歳余も年上、加えて、ご主人は市職員で、長く市民相談業務や消費者保護業務に携わっていたことからローカル紙記者だった自分は取材で多大な協力をいただき、さらにはプライベートでもお付き合いをいただいた恩人でした。

「…でした」の過去形としたのは、ご主人は20年余前、50歳の若さで亡くなっています。

 

 一家の主を失った後藤さんは、女手一つで三人の子どもを育て、頑張ってきました。「ご主人から受けた恩に返礼を…」、そんな思いを抱き続けたものの、何一つできないままでいた中での今回のコンサート企画でした。

 コンサート会場が自分の所在区にある鷹岡まちづくりセンターで、かつ「多くの方に来場してほしいが、その伝手がないので…」を受け、自分にできる協力として、区長会の会合の場に出向いてコンサート開催周知チラシの町内回覧を要請したり、知り合いに来場を呼び掛けたり。このほか、フェイスブックやブログでコンサート開催を伝えたりなどをしてきました。

 

 こうした中での急遽のコンサート内容の変更。「不安」とは、「来場者にお叱りを受けるかもしれない」、それです。

 

 開演30分前からまちづくりセンター玄関前に立ち、来場する顔見知りの方にコンサート内容の変更と、その理由を伝え、謝罪したのですが、叱責を受けることはなく、立ち去る方もいませんでした。

 

 コンサート開演時には、この日の指揮を担った後藤さんがコンサート内容の変更を語り掛けるように伝えましたが、この場面でも誰一人として席を立つ人はいませんでした。

 

 コンサートでは、静鈴会のメンバー30人余が『365日の紙飛行機』や『あすという日が』など5曲を歌い上げ、“みんなで歌おう”のコーナーでは『富士の山』や『見上げてごらん夜の星を』など7曲を合唱。

 2階のギャラリー席まで埋まる200人余の歌声を聞きながら、ふと“シビックプライド(civic pride)”という言葉が浮かびました。

 

 

          静鈴会のステージです

 

 

     2階ギャラリーまで埋まった会場です

 

 シビックプライドは、近年の地域創生で使用されるようになり、「個人個人が都市に抱く誇りや愛着のこと」、「一人ひとりが都市を構成する一員であるという当事者意識を持って自発的に街づくりに参加すること」、「都市をより良いものにするための取り組みに積極的に関わること」とされています。

 端的に表現すれば、「郷土愛をもっての未来づくり」、そうしたことかもしれません。

 

 出演者、観客双方にシビックプライドの心が広がるコンサート会場、感動の場面でした。

 

 

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