<< 2016年、富士市総合文化祭が開かれています | main | 特別功労表彰の前富士市長の鈴木尚氏へ、演歌調で言えば… >>
政務活動費に続く地方議会の情報開示の在り方に厳しい目!

 全国各地で地方議会の政務活動費の不適切使用、中には詐欺犯罪そのものといった不正使用が相次ぎ発覚。これに続いて個人情報の開示の在り方に厳しい目が向けられています。

 

 静岡県内では、政務活動費は県議会をはじめ各市町議会も厳格な管理下にあり、個人情報の開示についても「個人情報保護の観点から傍聴者の住所や氏名を厳格に管理しているはず」と思っていたのですが…。

 

 藤枝市議会と清水町議会で議会を傍聴した住民の情報が不適切に扱われていたことが発覚。これを受けて静岡新聞社が県内全36議会(県と23市12町)の傍聴者情報の扱いを調査した結果が、きょう10月9日の紙面に掲載されていました。

 

       調査結果を伝える記事です

 

 調査結果によれば、傍聴者情報を恒常的に議員に提供している議会はなく、議員の求めに応じて提供していたのは藤枝市と清水町の2議会のみであったものの、傍聴の記入用紙や、その管理状況には、かなりの差があり、これはまた個人情報の扱いへの認識の違いともいえそうです。

 

 富士市議会は、個別の記入用紙を使用し、かつ、その個別用紙の裏面には「目的外使用や第三者に提供しない」と明記しています。

 

 つまり、「個人情報の保護は万全」といったところですが、批判を受けることを覚悟で本音を記せば、「過剰な個人情報の保護は、いかがなものか」との思いを抱いています。

 

 富士市議会では、会議の傍聴者の住所、氏名は一切公表されていないことから本会議で一般質問に登壇しても、誰が傍聴に訪れたのかが判然としません。議場から傍聴者席を見ることはできるのですが振り返ってキョロキョロ見ることはできず、登壇席に立てば傍聴席と対面となるのですが距離があるため「誰が…」は判別できず「?」。

 

 9月定例会では、午後のトップバッターで登壇したことから午後の開会前に傍聴席入口に出向き、知り合いを数人確認することができましたが、こういった状況以外では確認できないものとなっています。

 

「なぜ、傍聴者を知りたいの…?」

 

 傍聴に訪れて下さった知り合いにお礼を言いたい、それも多少ありますが、「市民目線で、どのように質問を受け止めたか…、それを機会があれば聞いてみたい」との思いから、「コピーの提供はもちろん、メモを取ることも厳禁とした状況下で、閲覧程度は認めてほしい」が本音です。

 

 保護の重要性は認識しつつも、「今後、なお一層、個人情報の保護が進むと、バックに組織を有さない議員は孤立化、消える運命に…」、そんな時代を迎えることになるかもしれません。

| - | 18:58 | comments(2) | - |
コメント
裁判所の傍聴に一度も言ったことがありませんが、その際住所氏名を書く必要があるのでしょうか?

富士市議会では傍聴人の住所氏名を書くようですが、人数確認の為であれば、住所氏名は必要ないと思います。







| 与太郎 | 2016/10/10 10:22 AM |
 与太郎さん、コメントをお寄せ下さり、ありがとうございました。
 裁判所の傍聴ですが、前職の記者時代、記者は社の身分証明書の提示を求められたのですが、一般人の傍聴は自由、住所、氏名の記入はなかったと記憶しています。
 もちろん、威嚇的な身なり、服装(特攻隊のような服装や鉢巻きなど)、大声を出すこと、携帯電話はOFFなどが必要でした…。
 それを思い出し、「議会の傍聴に住所、氏名の記入が必要なのは…」、当事者側であるのに疑問を感じています。
 理由を探せば、「傍聴中に急病になった際の連絡先を知っておくため」や「年齢、性別などの傍聴者の分類」「大声などを発するなど議事進行妨害への予防的な効果」などが考えられますが、この際、富士市でもウェブで議会中の生中継、録画中継が行われ、何かの際には傍聴席の傍聴者も、ある程度、判別できるだけに、「住所、氏名の記入不必要、自由に…」としてもいいのかもしれません。
 個人的には、「傍聴した記念に…」、そんな声があれば現状のままで…。
 でも、そうした声、ないですよネ〜。
| 海野しょうぞうです | 2016/10/11 7:47 AM |
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT