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米国大統領にトランプ氏、変わる米国、そして日本も…

 世界で最も影響力を持つ米国大統領、その選挙の開票作業が進み、日本時間の、きょう11月9日午後4時35分、朝から視聴していたNHK総合テレビのキャスターが興奮気味に「米国主要メディアのAP通信は、主要メディアとしては初めて『トランプ氏の当選確実』を伝えました」。

 予想外の選挙結果。財界出身で、政界のアウトサイダーを自認するトランプ氏の大統領就任で、今後、米国は変わり、好むと好まざるに関わらず日本も変わることになります。

 

 いや、朝からの「トランプ氏優勢」の報道により、円高や、急激な株安を招くなど日本の変革は、すでに始まっています。

 

 その中でポイントとなるのは、「日本は、今後、どう自立した国家を目指すか」ではないでしょうか。

 

 これ以上の新大統領による社会情勢の予測は、専門家に任せるとして、今回の大統領選と、テレビ視聴を通しての開票状況に、あれこれ思うことがあったので、以下に記します。

 

 予備選挙を含めれば長期間に及んだ今回の大統領選、初の女性大統領を目指した民主党のクリントン氏は、オバマ大統領の実質的な後継者で政治経験も豊富、開票直前の米国有力紙の予想は「クリントン氏の当選確率80%」でした。

 

 対する共和党のトランプ氏は、移民対策や自由貿易、防衛問題などでの過激な発言、差別的ともいえる発言が話題となるも、その発言をとらえて有識者からは「大統領には相応しくない」とされる評価が相次いでいました。

 日本在住の経済アナリストの米国人は、報道番組で「トランプを大統領に選ぶほど米国人は馬鹿じゃない」と言い放っています。

 

 そして迎えた投票、開票。大方の予想に反して9日午前8時過ぎからのNHK総合テレビの“特番”は「トランプ氏がリード」。昼過ぎの段階では得票数だけでなく選挙人獲得も「トランプ氏168人×クリントン氏109人」。選挙人の過半数は270人で、この差をもってすれば、日本のメディアならば「トランプ氏、当確」が打たれそうです。

 

 

 

 しかし、当落は得票数ではなく、州単位での当選人の獲得で決まる選挙の違いからクリントン氏が強い西部海岸の州の開票が進むにつれ事態は大きく変化。

 午後1時の段階では、得票数では依然としてトランプ氏がリードするも選挙人の獲得は「クリントン氏190人×トランプ氏172人」と逆転。

 

 

 

 

 そして、そのわずか30分過ぎの午後1時30分になるとテレビ画面速報は「トランプ氏222人×クリントン氏197人」とトランプ氏が再逆転。

 

 

 

 

 午後4過ぎには、「トランプ氏245人×クリントン氏218人」となり、開票中の州の状況からも「トランプ氏、当確」が打たれると思っていたのですが、字幕は「トランプ氏リード」のまま。

 NHKのワシントン支局の現地リポーターも、それを繰り返すだけで、質問を受けるのを避けるような感じで「ワシントンからお伝えしました」で、ジ・エンド。

 

 

 

 

 ようやく、午後4時35分過ぎ、AP通信の「当確」を伝えた、といった次第でした。

 

 

 

 

 当確が、日本のテレビのように、なかなか打たれない状況については…

➀得票数ではなく州単位の選挙人獲得で決まるため

開票作業中、得票数で下回りながら西海岸州の選挙人の大量ゲットによりクリントン氏が一時的にせよ逆転があり、メディアが慎重になった

J胴饌臈領は世界で最も影響力を持つだけに“誤報”は許されず、大統領選挙について米国メディアは“確定イコール当確”としているのではないか…

などが想定されます。

 

 この米国大統領選挙速報についてのブログ、最近、日本の1分どころか1秒を競うメディアの選挙速報に「いかがなものか」の思いを抱いているためです。

 今回の米国大統領選挙では、有権者の向けての事前のアンケート調査や、投票時間内における投票終了者に向けての出口調査の結果が「クリントン氏優勢」だったのに、結果は、その真逆でした。

 日本のメディアは、「事前のアンケート調査や、出口調査の結果は、あてにならない」が示された今回の米国大統領選挙を他山の石としてほしいものです。

 少なくとも、投票終了時間直後に当落を打つのではなく、開票作業が開始された後に当落を…。メディアが扱うのは国政選挙、メディアが目を向けることのない、4年に1度、3回にわたって地方選挙に臨んできた者が主張するのは、おこがましいとは思いつつも、選挙期間中、それぞれ粉骨砕身、選挙戦に臨んだ人達の心情を理解してほしい、そんな思いを抱いています。

 

 ところで、当確が打たれた直後に勝利宣言の演説に立ったトランプ氏、過激な発言や差別的な発言はなく、「(選挙によって生じた)分断の傷を癒していこう」「すべての国民のために…」など、真っ当な発言でした。

 加えてトランプ氏70歳(因みにクリントン氏は69歳)で、世界の政界トップリーダーの若返りが進む中、今後の手腕発揮をもってシルバー世代に夢と希望を与えてほしいものです。

| - | 19:55 | comments(2) | - |
コメント
文章の途中にスランプ氏と書いてありましたが、誤り?うんのさん流の適時打?でも彼は今、とてもスランプどころか世界の大逆転絶好調アメリカンだと思います。
| まっちゅ | 2016/11/12 10:52 AM |
まっちゅ様

ご指摘、ありがとう、ございました。ジョークではなく、単純ミスです。本文、訂正しました。
| 海野しょうぞうです | 2016/11/13 4:29 PM |
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