<< 富士市議会11月定例会、一般質問に20人が発言通告 | main | 韓国の朴大統領辞意表明によって政治不信沸騰点に… >>
水彩画家、天野仁さんの『遺作展』が開幕!

 富士市伝法にあるぎゃらりー時代屋富士山で、きょう11月29日、本県を代表する水彩画家だった天野仁さん(今年8月4日没、70歳)の『遺作展』が開幕しました。12月4日(日)まで。午前10時から午後5時。鑑賞無料。問い合わせはギャラリー時代屋富士山(筍娃坑亜檻苅苅苅掘檻隠苅苅后法

 

『遺作展』の会場です

 

 

 天野さんは、自分がローカル紙・富士ニュースの駆け出し記者だった40年前、取材を通して知り合った親友でした。多分、天野さんも、そう思っていてくれたと信じています。

 学び舎では学友や先輩と後輩、職場では同僚や上司と部下、それに地域社会など、知り合い、親しくなるには、それなりの条件や環境がありますが、自分は、ローカル紙の記者、そして現在の市議会議員という職業の線上でも多くの方と知り合いになることができ、ありがたいことだと思っています。

 

 しかし、知り合いになっても「親しく…」となるのは、ごく一部。職業の線上での出会いだから、当然です。

 

 そんな中、天野さんとは、年に1、2回、美術作品展の会場でお会いする程度でしたが、具象画から抽象画、その抽象画も次々とデフォルメしていく作風に関心を抱き、天野さんの作品を立ち止まって見入ることを契機に、あれこれ気軽に話をする親しい間柄となり、いつも別れ際、天野さんから「今後、ゆっくり酒を飲みながら絵画芸術について話をしようよ」の言葉を受けてきました。

 決して自慢できることではありませんが、「飲む事」は大好き。すかさず「行きましょうよ」と返答してきましたが、美術作品展の会場を一歩出れば脈絡はなく、一度も、その約束を果たすことなく、天野さんは今年8月に黄泉の国に旅立ってしまいました。

 

 きょう開幕の『遺作展』は、ぎゃらりー時代屋富士山を主宰する洋画家の山口喜玉(きよし)さんら天野さんの絵画仲間が企画したもので、山口さんから案内状をいただき、約束を果たすことが出来なかった悔恨もあって、初日の、きょう会場へ。極小作品からP40号までの21点が展示され、このほかスケッチ帳も置かれていました。

 

題名『栗』、21×31僉透明水彩

 

題名『雨』、28×18僉透明水彩

 

題名『2016 夏―1』、P40号、不透明水彩+ミクスト・メディア

 

 作品と在りし日の天野さんが重なり、懐かしく、そして、ある種の羨望を抱きました。

 

 故人となっても、その人生が芸術作品となって後世に遺り、『遺作展』を開いてくれる仲間もいる。

「自分は、今、歩んでいる、残り少なくなった人生で、何を遺せるか…」

 焦りが押し寄せ、「こうしちゃ、いられない」とは思うのですが…。

| - | 21:17 | comments(2) | - |
コメント
海野さん、遺作展観覧ありがとうございました。また、心温まるブログ内容にこみ上げるものがありました。実は天野さん小中学校の同窓生や会社同僚がこの遺作展を見に来てくれて口々に言うのです。『仁君はまじめでもの静かな人だった。それにしてもこんなに画歴のある人だったとは思わなかった』と・・・その通りでわからないはずです。天野さんは自慢話が好きではないのです。私はたぶん、だから天野さんに心ひかれたのかもしれません。海野さん、これからもフェアで心温まるブログをよろしくお願い致します。
| 山口 | 2016/12/01 9:01 PM |
山口様
コメントをお寄せ下さり、ありがとう、ございました。エールと受け止めさせていただき、まだ70歳、まだ生きたかったであろう、天野さんの分まで、これから頑張ります。海野 しょうぞう 拝
| 海野しょうぞうです | 2016/12/02 8:06 AM |
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT