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生活排水処理の説明会が開かれましたが、成果は「?」

 所在区の富士市鷹岡地区のまちづくりセンターで昨夜(12月20日)、生活排水処理の説明会が開かれ、所在区の議員として区民の皆さんの反応が気になったので出席しました。鷹岡地区は、待望の下水道の整備が進んでいるだけに厳しい寒さの中でも40人余の出席者を数えたのですが、市の担当課の説明に出席者の多くは「?」、終了後も「?」、成果も「?」でした。その原因は…。

 

説明会の会場です

 

 説明会の正式名称は『生活排水処理に関する公開講座』。

 11月以降、6回の開催を予定し、11月11日の消防防災庁舎での開催を皮切りに、すでに天間、大淵、丘、吉永北のまちづくりセンターで開催。昨夜の鷹岡まちづくりセンターは最終の6回目でした。

 

 所在区の鷹岡地区では、ここ数年、下水道整備が進み、その促進に向けての理解と協力を求めるための説明会がまちづくりセンターや区公会堂などを会場に開かれており、自分が出席しただけでも3回開かれています。

 

 今回も、その狙いをもっての開催と思って会場に出向いたのですが、パワーポイントを駆使して富士市の上下水道部各課の5人の職員が交代で説明した内容は、

 1.生活排水処理について

 2.生活排水処理長期計画の概要

 3.下水道事業

 4.合併処理浄化槽事業

 5.下水道の使用料等

 6.下水道事業の経営

という流れで進み、説明だけで55分間を要しました。

 

 以前、出席した説明会では、「公共下水道の整備が行われるので工事に理解と協力を」で始まり、公費負担と個人負担の区分、下水道料金とは…、整備された区域に賦課される受益者負担金とは…などの流れで進み、その後、質問に応じるというスタイルでした。

 

 しかし、今回の説明会は、日本における生活排水処理の歴史からはじまり、行政用語があふれる中で進行。特に出席者の「?」を招いたのは、公共下水道計画内の下水道事業と、計画外の合併処理浄化槽事業を同時に解説した点。

 終盤の下水道事業の経営説明での下水道使用料単価と汚水処理原価の推移、一般会計繰入金の推移、企業債残高の推移などは、各種団体や有識者で構成する審議会を対象にした内容でした。

 

 説明終了後には、「何を目的に、この説明会を」の初歩的かつ重要な質問が出され、その回答は「生活排水処理に関しての再確認と知識を深めてもらうためです」でした。

 

 そう言われて、会の名称が「下水道説明会」ではなく「生活排水処理に関する公開講座」であることを納得。

 説明の終盤に示された経営上の課題「支出の増加が見込まれる」「収入の減少が見込まれる」「継続的に安定した事業運営が必要」から、サブタイトルの「持続的な汚水処理システムの構築に向けてー生活排水処理の目的及び富士市の取り組み状況ー(早く、安く、効率的)+(持続可能)」も納得。

 

 市では、経営上の課題への対応として平成29年度までに生活排水処理長期計画と共に公共下水道全体の見直し計画の策定を打ち出しており、今回の説明会、いや公開講座の目的は、その策定に向けて事前に市民の皆さんに「公衆衛生の向上と水循環機能の保全について、これまで以上に理解を深めてもらい、富士市全般の生活排水処理における具体的な取り組みを知ってもらうため」で、質問への回答が「生活排水処理に関しての再確認と知識を深めてもらうためです」となるわけです。

 

 しかし、取り組みの熱意は評価するものの、参加を呼び掛ける回覧チラシは、そうした開催目的がいま一つ不明瞭で、講座そのものの内容も参加者から「開催目的は…?」の声が出るようでは…。

 職員が大挙しての講座に対する費用対効果=出席者の数という点も含め、「今後の議員活動で取り上げなければ…」です。

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