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衝撃的な2つの新聞記事

 きょう12月30日、「富士山女子駅伝」が開かれ、午前9時25分までに交通整理ボランティアとして指定場所へ…という中、購読紙の朝刊に目を通していると2つの衝撃的な記事に目が釘付けに…。時間を気にしながら一気に読み通し、しばし、複雑な思い、そして出たのは「ため息」でした。

 

 その2つの記事は、「富士市の新環境クリーンセンター整備に対する評価委員会の答申」(富士ニュース)と、「静岡市の清水まちづくり構想」(静岡新聞)です。

 

 

 まず、「富士市の新環境クリーンセンター整備に対する評価委員会の答申」

 

 

 記事によれば…

 

「富士市新環境クリーンセンター整備運営事業総合評価委員会は27日、市が大渕地先へ整備を目指す同センターの建設と運営を担う事業者の審査結果を答申した。寺嶋均委員長らが市庁舎を訪れ、小長井義正市長に答申書を手渡した。市は審査結果を検討し、唯一、入札した川崎重工業グループを事業者に決定した。2月議会で議決を受けた後に本契約を締結。平成29年度に着工し、同32年末の完成を予定している。事業期間は同52年9月末まで」

 

 可燃ゴミ、いわゆる燃えるゴミの焼却施設である新環境クリーンセンターは、現在、広見地区にある環境クリーンセンターの老朽化への対応。複数の候補地の中から青葉台地区への建設が決まり、地元の合意取り付けを経ての今回の事業者の決定。

 

 議会に身を置くものとして「長年の懸案が軌道に乗り、ヤレヤレ」といったところですが、衝撃的、複雑な思い、そして「ため息」は、その建設工事の落札金額です。

 落札金額は226億8000万円(予定価格231億7680万円)、20年間の運営管理業務145億8000万円(同152億4399万4800円)、合計額は実に372億6000万円)(同384億2079万4800円)。

 富士市の平成28年度当初予算の一般会計規模は830億円で、建設工事だけを捉えても27.3%にあたります。一般会計から義務的経費を除いた投資的経費だけの比率は、さらに大きくアップします。

 

 新環境クリーンセンターの建設工事費は、「軽く200億円を超し、300億円近くに…」とされてきただけに、驚くべき金額ではないのかもしれません。

 しかし、公園などと違って環境クリーンセンターは更新、それも他の構造建築物よりも短いサイクルでの更新が不可欠で、地方都市が、こうした“荷物”を抱え続けることに複雑な思い、そして「ため息」です。

 多大な建設費と処理費を必要とするゴミ問題には、3R(リデュース=発生抑制、リユース=再使用、リサイクル=再生利用)の徹底、そして今後は4R、5Rそして7Rの時代に向かうべきとされています。

 今回、突き付けられた金額を前に、それを全市民的な運動で取り組む必要性を強く思っています。

 

 

 もう1つの記事、「静岡市の清水まちづくり構想」

 

 

 記事によれば…

 

「静岡市清水区の桜ケ丘病院の市役所清水庁舎所在地への移転が決定的になったとして、市が新病院と新清水庁舎を核とした清水都心のまちづくり構想の策定に着手したことが、29日までに関係者への取材で分かった。津波浸水想定区域内にある清水庁舎への移転には反対の声も根強く、正式決定前に、市民に示す将来像を検討する必要があると判断した。新たに建設される病院と庁舎を防災とにぎわいの拠点に位置付け、まちと港が融合したまちづくりを目指す」

 

 さらに、記事は…

 

「病院移転に伴い、市はJR清水駅東口公園に新庁舎を建設する方向で検討。同公園は津波浸水想定区域内にあることから1階部分を柱だけのピロティ構造にし、改札のある清水駅2階部分と庁舎を高架横断橋でつなぐ案が浮上。高架横断橋に広場機能を持たせることで清水駅からの緊急避難にも対応する。富士山を望めるオープンデッキとして、にぎわいづくりの中心にもなる」

 

 さらに、さらに記事は…

 

「市は新病院、新庁舎に、清水港日の出地域で整備を進めている海洋文化拠点を加えた三施設が民間開発の呼び水になると想定。現在は駐車場などが点在する清水駅東側などでサッカースタジアムや複合ビルなど大規模開発の可能性を模索する」

 

 この記事により、桜ケ丘病院の移転先をめぐって対立している川勝知事と静岡市の田辺市長の、その対立が、さらに激化しそう。

 

 そう予測されるものの、その一方では、静岡市の近未来をにらんでの清水まちづくり構想の策定着手の果敢な取り組みに驚き、現在の静岡市清水区が、かつて富士市と同規模の清水市だったことを考え合わせ複雑な思い、そして巨費を必要とする新環境クリーンセンター建設により前市長、現市長も「建設はする」としながら財政面で足踏み状態に陥った総合体育館建設などを思うと、出るのは「ため息」です。

 

 ただ、新環境クリーンセンターの契約、工事着工により、今後の財政運営は足踏み状態から脱出、厳しい中にも透明性を有することになるだけに、今後は、近未来に向けて夢のあるダイナミックな富士市のまちづくり構想も描きたいものです。

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