“心通い合う多文化共生のまち ふじ の実現に向けて”をスローガンに掲げた『国際交流フェア』が、きょう2月5日、富士市柳島のふじさんめっせ(富士市産業交流展示場)で開かれ、参加団体の一員として年に1度の異国・異文化空間にふれてきました。
富士市と富士市国際交流協会が関係団体に呼び掛け、毎年、この時期に開催、今年で29回目です。
人口25万人余の富士市の外国人登録者は4700人余。比率的に多いか、どうかは「?」ですが、日常に外国国籍者がいる都市です。
フェアでは、イベントタイトルである“交流”に視点を当てたステージアトラクション、展示・販売、着物着付け体験、世界の料理などのコーナーに参加62団体が、それぞれ工夫を凝らして、それぞれのお国を紹介。
このうちステージアトラクションでは、ラストに初めて日本文化を紹介する“豆まき”が打ち出され、大きな盛り上がりをみせました。
自分が副会長を仰せつかっている富士市日中友好協会も展示・販売コーナーに参加してブースを設け、「中国殉難者慰霊祭」や「熱烈歓迎会」「中国浙江省青少年芸術団公演」などの協会事業を写真で紹介したほか、中国物産品の販売、それに中国茶の一種で、脂肪燃焼促進によるダイエット効果や血糖値を抑える効果、コレステロール値の改善効果などから注目されているプーアル茶の無料サービスなどを行いました。
昼過ぎから「氷雨では…」と思えるような降雨、野外の世界の料理コーナーは、その影響を受けたものの室内は大盛況。参加した感想は「富士市も国際色豊かなまちだ」です。
参加者の多くが外国国籍者だから、そう感じたのかもしれませんが、いずれにせよ、富士市も国際化への道を歩んでいることは確かです。
言葉の壁を越えるのは容易ではないものの国際交流フェアの会場のように髪や目、肌の色、そして服装の違いなどで示される国籍の違いを自然体で受け入れ、ふれあうことのできる富士市になりたいものです。
以下は、きょう開かれた『国際交流フェア』のスナップです。
歓迎看板
開会式で挨拶を述べる小長井義正市長(中央)
自分が所属している富士市日中友好協会によるプーアル茶の無料サービス
今回も大人気、彩の会による着物着付け体験と、ステージでの披露
フラメンコ舞踊
ベトナムのバンブーダンス
お国柄が打ち出された物品コーナー
昨年夏の富士市少年親善使節団による国際姉妹都市・米国オーシャンサイド市訪問の紹介コーナー
富士市女流書作会による書道体験
パンダも参加…?
世界の料理コーナー
降雨の影響で人出は、いま一つ
ラストステージアトラクションの豆まき