<< 富士市議会2月定例会開会、1期目最終年の小長井義正市長が新年度に向けて施政方針演説 | main | 東名富士川サービスエリアに大観覧車完成、試乗会に行ってきました >>
誰もが働きやすい社会を目指して…、富士市が全国初のユニバーサル就労推進条例制定

 富士市議会2月定例会は15日に開会、この初日に議員提案による「富士市ユニバーサル就労推進条例案」を上程、委員会付託を省略して採決、全会一致で可決しました。
 

 富士市議会は、議員提案による「富士市議会基本条例」を平成23年4月1日に施行しています。同条例は、議会と行政、市民との関係や、議会の責務などを明確化し、さらに議会が取り組む事業を明示したもので、富士市議会としては初の議員提案による条例制定でした。

 今回は、議員提案条例の第2弾ですが、当局に向けての政策提案条例としては初めて。また、障害という枠を超えての就労推進を目指す条例制定は「全国で初めて…」とされています。

 

 

新聞にも掲載されました(静岡新聞、一部)

 

 2年前からユニバーサル就労推進議員連盟を立ち上げて研究、民間の実践事例の視察も重ね、当局との合意形成を図って上程、制定に結び付けることができました。

 

 条例では、ユニバーサル就労の対象者を「働きたくても働けない状態にある全ての人」と規定、市民が生きがいを感じ、安心して暮らせる社会の実現を基本理念に掲げています。

 

 実効に向けて市の責務として総合的・計画的な施策の展開や財政措置、関係機関との連携など、事業者には雇用拡大や従業員の個性に配慮した職場環境の整備を求め、市民にも市の施策に理解と協力を努力義務として明文化しています。

 

 条例スタート年度となる平成29年度の当初予算案には、推進事業費4100万円余が計上されています。

 

 ところで、ユニバーサル就労とは、「障害があったり、生活困窮状態、性的差別、引きこもりなど、様々な理由で働きたいのに働けない、または働きづらい人が、周囲の理解と協力で、その人なりの働き方で社会参加できる社会づくり」とされ、英単語単体としては「一般的」「普遍的」などと訳されるユニバーサル(Universal)」と就労を結び付けた民間の実践法人が打ち出した造語です。

 

 聞き慣れない言葉で、「初めて聞いた」という人も多く、何気なく「今度、議員提案でユニバーサル就労推進条例を制定する」と知人に話したところ、返ってきたのは「なぜ、富士市から(テーマパークの)ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの就職者を確保する必要があるのか」の質問でした。

 

 これが現状。提案、可決した市議会の一員として、新年度にスタートする諸施策が実効あるものとすべく、まずは「ユニバーサル就労とは…」を機会ある事に市民の皆さんに伝えていかなければ…です。

| - | 23:20 | comments(0) | - |
コメント
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT