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三島市の大吊り橋 VS 富士市のみなと公園

 先日、私用で遠方に出掛ける機会をとらえ、小学5年と保育園年長の孫2人を連れ、以前から気になっていた三島市内にある「大吊り橋」を訪れ、その帰路、富士市の田子の浦港西側にある「ふじのくに田子の浦みなと公園」に立ち寄ってきました。

「大吊り橋」は民間の商業ベースの観光施設、「ふじのくに田子の浦みなと公園(以下、みなと公園)」は公園&歴史学習施設と、その性質が違うものの、あれこれ、その魅力を…。

 

 

【三島市の大吊橋】

 

 正式名称は「箱根西麓・三島大吊橋」、公募により決定した愛称名は「三島スカイウォーク」。アミューズメントや飲食の事業を展開している螢侫献魁爾観光開発事業として2012年に三島市笹原新田の渓谷を利用する形で着工。完成は2015年で、総工費は「約40億円」とのことです。

 

 吊り橋の長さは400m、高さは70.6m、主塔の高さは44m、歩道幅は1.6mです。

 

「日本で最も長い歩行者専用の吊り橋」を“ウリ”とし、パンフレットには、「ここには3つの日本一があります。日本最高峰にして世界文化遺産の富士山、日本で最も深く美しい駿河湾、そして歩行者専用として日本最長の吊り橋・三島スカイウォーク」と記されています。

 

 ゴールデンウィーク前とはいえ訪れたのは日曜日の正午。パンフレットによれば駐車場スペースは、普通車400台、大型車28台という中、「大丈夫かな」と思ったのですが、スンナリと駐車ができ、かつ無料。観光バスは数台程度でした。

 

 この駐車場状況に対して駐車場前にある土産ショップやフードコーナーは混雑していました。

 

 ここで「ハテナ」と思ったのが「吊り橋が見えない」。エスカレータが付いた展望台を兼ねたショップに出向いたものの、ここから見えるのは吊り橋を隠すような壁、「???」でした。

 

 案内看板に従って吊り橋入場チケットゲートに出向くと、ここからも「見えない」。チケットを購入、ゲートを通過して、ようやく「見える」となる仕掛け。さすが民間の商業ベースの観光施設です。

 

 入場料は、往復800mで、大人1,000円、中高校生500円、小学生200円。

 

 この日は、風が強く、吊り橋がかなり揺れ、帽子を吹き飛ばされた人も…。

 

 しかし、入口付近で「高所恐怖症、怖いから渡るの、ヤ〜メタ」という人は皆無でした。当然といえば当然です。入場料を払ってトライする高所恐怖症の人…なんかいませんよネ。

 

 この日は、富士山は姿を見せていませんでしたが、吊り橋の中盤で立ち止まり、最も深く美しい駿河湾、歩行者専用として日本最長の吊り橋の2つの日本一を感じ取ってきました。

 

 スタッフの配置数が多く、応対も好感度100%。定期バス利用の方も多いようで、バス停留所には、かなりの人が並んでいました。

 トイレもゴージャスで、今後、充実した土産ショップやフードコーナーを有することからドライブイン的な利用も多くなりそうです。

 

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  パンレットに掲載されている北に富士山眺望の吊り橋

 

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     孫です。バックは乗用車用の駐車場

 

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展望台を訪れても見えるのは目隠しの壁?、そして主塔の一部だけ

 

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   ゲート前には、周辺の観光スポットの案内図が…

 

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     ゲートを通過すると吊り橋の全容が…

 

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     いざ、トライ

 

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    ゴージャスなトイレです(もちろん男性用)

 

 

【ふじのくに田子の浦みなと公園】

 

 みなと公園は、産業港である田子の浦港で長年課題となっている浚渫(しゅんせつ)土の処分場として港を管理する県が計画。地元の田子浦地区と協議して処分後は護岸堤防を兼ねた公園にすることが決まり、2006年に事業着手したものです。

 工事途中ですが、完成した区域の供用が開始されており、今年4月1日には歴史学習施設のディアナ号が完成、公開されています。

 

 訪れた日、お出掛け日和の日曜日とあって乗用車143台のスペースのある駐車場は満車状態、しばらく待って、ようやく駐車することができました。

 

 この日の訪問目的は歴史学習施設のディアナ号の見学でした。

 

 ディアナ号は、幕末に宮島村三四軒屋の岸に漂着したプチャーチン提督率いるロシアの3本マストの木造帆船の軍艦。嵐の中、宮島村をはじめとする田子浦地区の住民が乗組員約500人を救助した後、鎖が切れて沖に流され、駿河湾に沈んでいます。

 

 歴史学習施設のディアナ号は、幕末期における日露間の人類愛に満ちた郷土の歴史を発信、後世に継承するためのもので、3分の1のスケールで再現。

 全長は25.8m、センターマストの高さは19.4m、船首は安政の大地震で破損した船体の修理に向かった戸田湊に向けられています。

 

 甲板が展望施設、船内が歴史資料の展示室となっており、入場は無料。

 

 展示室には、漂着、救助時の絵図をはじめ、その歴史や、戦後、引き揚げられたディアナ号の錨の鎖などが展示され、さらに、元衆議院議員の斉藤斗志二氏が県東部の青年会議所時代の仲間と制作したアニメで歴史を伝える『幕末のスパシーボ』の上映も…。

 

 甲板の展望施設への階段が「これでいいのか」、アニメの上映時間が90分間で「5分から10分のダイジェスト版が必要じゃないのか」なんてことを思ったものの、これまで富士市内の公園には見られなかった魅力ある施設です。

 

 公園内には、奈良時代の歌人山部赤人が詠んだ「富士山を望む歌」の歌碑もあり、さらに動く遊具もあり、訪れた日は多くの家族連れで賑わっていました。

 

 現在、富士山の10分の1スケールが建設中で、今後、10m余のタワー展望台を設置、今秋には完成が見込まれています。

 

 公園の維持・管理は地元で組織されたNPO法人みなと・まち育て田子浦が担っており、官民協働のひな型として注目され、期待される公園です。

 

 歴史学習施設のディアナ号の公開時間は午前9時〜午後4時、月曜日休館。また、公園は午後5時で施錠となるため、車でお出掛けの際は「ご注意!」。

 

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 ディアナ号の展示室に展示されている漂着、救助時の絵図

 

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           公園の駐車場

 

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公的機関の公園とあってフードコーナーなし、ドリンクの自動販売機のみ

 

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       歴史学習施設のディアナ号です

 

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  引き上げられた錨の鎖です。錨そのものは別の場所に…

 

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       公園内には多くの親子連れが…

 

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              孫です

 

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          北には富士山が…

 

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     建設中の10分の1スケールの富士山

 

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       公園内には山部赤人の歌碑も…

 

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