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快適な住環境に向けての議員奮戦記!

 富士市の市議を仰せつかって今年で10年。議員活動の一つに快適な住環境に向けての行政への民意の反映があるものの難解なケースもあり、なかなか大変です。

 が、「やるだけやってみよう!」と、今年に入って住民の皆さんと一緒に狭隘(きょうあい)道路が抱え込んだ交通事故発生不安の解消に向けて挑戦しています。

 ちょっと大げさですが、今回のブログ&フェイスブックは、その奮戦記…。先に謝っておきます。「長文でスミマセン」

 

DSC_1994.JPG

      狭隘道路、こんな場所が市内各所に…

 

 旧法が廃止され、現在の都市計画法が誕生したのは1968年(昭和43年)。高度成長期の市街地化の進展に対応し、市街化区域と市街化調整区域に区分され、開発許可制度も定められています。

 

 問題となるのは、その新都市計画法誕生前のミニ開発ラッシュで田畑が住宅地となった地域。幅員が4メートルに満たない道路、つまり、狭隘(きょうあい)道路が多く、日照・通風といった住環境の問題だけではなく、地震や火災などの災害時には救急活動や避難に支障が出ることが予想されます。

 

 この状況に富士市は2004年(平成16年)に「狭隘道路拡幅整備事業」を打ち出していますが、建築行為を伴う場合は、それなりの効果を発揮。

 しかし、建築行為を伴わない場合の道路拡幅は、原則、用地提供(寄付)が必要で、これが最大のネック。ミニ開発では1区画当たりの面積が少なく、「用地提供そのものが困難」という現実があるからです。

 

 奮戦記の舞台である所在区、鷹岡地区の、ある地域が、その典型。

 道路拡幅が無理という中、車社会の進展に対しては譲り合いの精神で、どうにか対応。懐メロ調にいえば「狭いながらも楽しい地域」でしたが、ここ2、3年、地域外周辺の宅地化が進み、地域外から朝夕の通勤車両が流入、日照・通風といった住環境の問題や、地震や火災などの災害時における救急活動や避難の支障に加えて交通事故発生の不安が増大していました。

 

 こうした中、住民の皆さんから“SOS”が届き、区(町内会)の役員さんと協議。その結果、「拡幅は無理…と諦めるのではなく、また、個別の対応ではなく地域全体として安全対策を考え、一度、市に相談してみよう」となり、今年に入って相談に向けての基礎資料として、幾度かの現地調査や住民からの聞き取り調査を踏まえ写真入りの交通事故発生不安箇所図を作成しました。

 

厚原西区地図?.png

  8箇所を提示した交通事故発生不安箇所の地図です

 

 それを道路維持・補修の担当課に提出、対応を求めたところ、先日、若手職員2人が現地を訪れて下さり、区長ら区の役員さんとともに現地を案内しました。

 

 その案内中、道路交通法第6条に基づく公安委員会管轄の信号機や横断歩道などの設置は無理としても、狭隘道路であっても道路法第45条に基づく道路管理者管轄の車両走行のドライバーに注意を喚起する路面表示などの設置は可能ではないかを投げ掛け、その検討を強く要望。対応が難しい道路管理者管轄外の私道もありそうなことから、現地入りした若手職員には「できる範囲で…」の言葉も届けました。

 

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       区長らが現地を説明しました

 

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        車両は1台通過がやっとです

 

 熱心に、幅員などを細かく測量、メモを走らせる若手職員の姿に「現状を認識、地区・地域の切なる願いが届いてくれるのでは…」と期待しています。

 

 富士市議会は2011年(平成23年)4月1日に『議会基本条例』を施行。その第4条(議員の活動原則)で「議会の構成員として一部の団体及び地域の代表者でなく、市民全体の福祉の向上を目指して活動すること」と定めています。

 

 この条例からして今回の所在区の特定地域に向けての活動は、「アレレ」となるのですが、自分は、第4条を「議員は一部の団体及び地域の代表者でなく、すべての市民が平等、公平に恩恵を受ける制度設計を市政に求めて活動」と解釈。その上で「制度設計(ここでは「狭隘道路拡幅整備事業」)をもってしても対応できないケースについては、新たな視点からの可能性への挑戦が議員には求められる」と自覚しての取り組みです。

 

 これを踏み込み、執行権を有さない議決権側の議員という立場を自覚しつつも「先例がなければ先例を作ればいい」、「条例がなければ条例を作ればいい」の根性で歩んでいく覚悟です。

 ハイ、分かっています。「覚悟だけで終わらないように…」

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