6月第3日曜日のきょう18日は『父の日』、父親に感謝の気持ちを表す日とされ、富士市役所が年末に全世帯に配布したカレンダーにも、しっかりと『父の日』と記載されています。
が、我が家では、今時点、感謝の“感”すら見えません。夕刻から夜にかけて期待しているのですが…。
これ半分冗談、半分本気です。
市役所から配布されたカレンダーです
『父の日』は、1909年に米国ワシントン州の女性が、男手1つで兄弟6人を育ててくれた父親に感謝し、教会の牧師にお願いして父親の誕生日の6月に礼拝をしてもらったのが、そのルーツ。当時、すでに『母の日』があり、彼女は『父の日』もあるべきだと考え、牧師に礼拝を嘆願したといいます。
ネットで調べれば、『母の日』に比べて日本上陸は遅く1950年代で、実際に多くの人が知るようになったのはデパートなどがプレゼント戦略で『父の日』を売り出した1980年代とされています。
『母の日』の花がカーネーションであるのに対して『父の日』の花はバラ。
でも、大体にして男性は「花よりダンゴ人間」。バラの花束よりも嗜好品のプレゼントが多く、ギフト大手による2017年の『父の日』のプレゼントランキングは1位が「名入れのビールジョッキ・グラス」、2位が焼酎など「酒類」、3位がボールペンなどの「名入れ・似顔絵雑貨」とのことです。
自分の父親は、高校2年の時に癌で死去。で、贈答側ではなく贈答される側。
しかし、『父の日』を『夫の日』と拡大解釈して最も期待する妻は、所用で遠方に…。娘達、そして『父の日』を『ジイジの日』と受け止めてほしい孫達も、きょうは朝から普段通り。
夫、父親、そしてジイジの役割を、あまり担っていないことから、「まあ、いいか」といった思いでいます。
同時に『母の日』=『妻の日』に何も感謝の物どころか気持ちも伝えてこなかったことを反省。
そこで、妻が趣味としているガーデニングの草花、「留守の間に枯らしてなるものか」と昼の「来週半ばから天候が崩れるものの、ここしばらくは夏日に…」の天気予報を受けて散水作業に…。庭とはいえない狭いスペースであるものの、土植え以外に季節の花々の鉢植えも多く、最近はミニ盆栽や多肉植物、ミニトマトなどの野菜の鉢植えも仲間入り。
我が家の箱庭のような、一応、庭です
鉢植えも、あれこれと…
玄関前も所狭しと鉢植えが並んでいます
仲間入りしたミニ盆栽です
散水作業に取り組んでいると保育園年長の孫が「ジイジ、手伝う」だって…。子ども心に妻が大事に育てていることを感じていたようです。
この孫の手伝い、『母の日』=『バアバの日』と『父の日』=『ジイジの日』をまとめてのプレゼントでした。
孫です。散水しているのは多肉植物です
ミニトマトの鉢植えです。実をつけました
ところが、1時間余の散水作業の終了直後、見事に天気予報が外れ、まとまった雨。気象庁に『責任者、出てこい!』の文句のひとくさりも言いたくなりましたが、「まあ、人生、こんなもんだ」です。
孫の想定していないかった手伝いに気分スッキリ。これで夕刻から夜にかけてサプライズが起きれば、もっと気分スッキリになるのですが…。
ちょっと無理かな…。