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富士市民の芸術祭、”市展”の第2期展(書道の部)が開幕しました!

 富士市の市民芸術祭、“市展”の第2期展である『書道(毛筆、硬筆)の部』が、きょう29日、ロゼシアターの展示室で開幕しました。7月2日(日)まで。午前10時から午後7時、最終日の2日は午後4時で終了。鑑賞無料。問い合わせは担当の文化振興課(筍娃毅苅機州毅機州横牽沓粥法

 

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               市展会場

 

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        こちらは招待作家の作品コーナー

 

 審査は、毛筆を日展会員で、書道を日本において学問として確立した大東文化大学の教授職を担う高木聖雨さん、硬筆を誠心社会員で産経国際書会理事長代行の渡邉麗さんに依頼、各部門第一席の大賞や、これに続く優秀賞、奨励賞などが決定しました。

 

 応募76点の毛筆部門で第一席の大賞に選ばれたのは大野紗希子さん(雅号・瑾華)の作品『李賀詩』で、その審査評は、「実に明快な書です。書の持つ表現方法、大小、広狭、潤滑を巧みに参酌し、書作の王道を進む秀作です。更に明末羹蕕僚馼を手に入れられ、縦に流れる線条は往時を彷彿させてくれます。若干、下部に寂しさを感じます」。

 

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毛筆の部大賞、大野さんの作品です

 

 応募52点の硬筆部門で第一席の大賞に選ばれたには波房栄さん(雅号・松影)の作品『与謝野晶子のうた』で、その審査評は、「行間に微妙な変化を与え、行の疎密の配慮は絶妙です。線の太細を表すことの難しさの中で、よくもこれだけ立体感を出せたものだと感心させられました。線によどみがなく、清々しさを感じます」。

 

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      硬筆の部大賞、波房さんの作品です

 

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 決して自慢できることではありませんが、自分は「花よりダンゴ人間」。とはいえ「年1回程度、じっくり“まちの芸術家”の作品にふれなくては…」と、時間が許す限り市展の鑑賞を続けています。

 

 長年、鑑賞していると素人なりに審査員の審査評を参考にしながら、その芸術性を「何となく理解」。

 

 しかし、書道、とりわけ毛筆は、行書、草書の連綿体作品や、漢詩の理解が必要な漢字作品などは書道が実用から芸術へ転じていることもあって「難解だ」です。

 前衛作品に至っては、「自分でも書けそう」なんて、出品者にお叱りを受けそうな感想を抱く低次元の鑑賞スキルです。

 

 というわけで鑑賞というよりも「見るだけ」でしたが、会場で知り合いの書道家の方々とお会いすることもでき、あれこれ談笑。富士市の文化行政に対しての意見や注文も受けてきました。

 

 会場に訪れて気になった点が…。応募作品の減少です。

 

 今年の第51回展の出品数は毛筆が76点、硬筆が52点の計128点にとどまっています。

 最も多かったのは平成8年度の第30回展で、毛筆、硬筆合わせ188点を数えており、それに比べて7割程度。特に毛筆の落ち込みが顕著で、第30回展132点が第51回展は76点と半減しています。

 

 書道だけでなく他の部門の出品数も、ここ数年、漸減。その理由に「実力者が多くなり、初心者には入賞が狭き門になったためでは…」もあげられていますが、ならば初心者の部を設けるなどの工夫が必要かもしれません。

 

 誰でも気軽に出品できる“市展”であってほしいと願っていますが、創作人口が減っての減少なら、「こりゃ、大問題だ!」です。

 

 “市展”とは、市が主催する絵画、彫刻、書道、写真、工芸などの公募展の総称。市内で最も権威を有する公募展に位置付けられており、毎年開催、今年で51回目です。

 応募作品数が多いことから三期に分け、本年度は6月から7月にかけて開かれることになっており、第1期展『絵画(洋画、日本画)・彫刻の部』は6月15日から18日までロゼで開かれ、きょう29日に開幕した第2期展『書道(毛筆、硬筆)の部』に続く最終の第3期展『写真・工芸(陶芸、染織、工芸総合)の部』は7月13日(木)から同16日(日)までロゼで開かれることになっています。

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