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静岡県ボランティア協会理事長に小野田さん就任!

  少しばかり旧聞になりますが、7月8日の購読紙(静岡新聞)に「静岡県ボランティア協会理事長に小野田氏」が顔写真入り、2段記事で掲載されました。

 小野田さんは知人、一気に初めて出会った30年余も前の記憶が鮮明に浮かび上がってきました。

 

 記事によれば…

 

「県ボランティア協会は7日までに神田均理事長(87)が退任し、後任に常務理事の小野田全宏氏(おのだ・まさひろ、70)を充てる役員人事を決めた。任期は2年間。小野田氏は協会の設立運動に参加し、1977年の協会発足時から事務局長を務めた。協会は、福祉や被災地支援などの分野で活動し、想定される南海トラフ巨大地震に備えてボランティアの広域連携に取り組む」

 

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             掲載記事です

 

 自分が小野田さんと初めて出会ったのは、確か、元号が昭和から平成に代わった1989年の夏、富士市と富士市教育委員会が北海道に向けて出航させた6回目の『青少年の船』でした。

 

 青少年の船は、次代を担う青少年の健全育成事業で、2013年に『キズナ無限∞の島』に切り替わるまで毎年、出航させていたのですが、第1回から第5回までは東海大学の研修船『望星丸』(1、218邸砲鬟船磧璽拭質イ箸掘■嫁顳各の日程で三宅島などへ。乗船できた青少年は、わずか70人余でした。

 乗船した青少年からは「有意義だった」の声が聞かれ、「乗船したい」の希望も殺到。そこで平成元年の第6回から大型客船をチャーターして定員を一気に500人余に拡大。内容も4泊5日、目的地は北海道や沖縄に変更しています。

 

 定員70人余が一気に500人余に拡大したことから担当課は参加者集めに大変、苦慮したようで、当時、ローカル紙の富士ニュースの記者だった自分のもとに「富士ニュースさん、一度、取材で乗船してほしい。青少年の船とは…、そして乗船した青少年の感想を記事にしてほしい」の依頼を受け、以後、若手記者にバトンタッチするまで2度、乗船しています。

 

 その際、小野田さんは講師として乗船しており、講師と取材記者という立場の違いはありましたが、当時、自分は取材することが多かった福祉施策&ボランティア活動で、あれこれと思うところがあり、また、自己処理できないことも多々あり、休憩時間などに、その福祉施策&ボランティア活動について意見を交換。というよりも自分が抱え込んだ疑問を小野田さんに提示してアドバイスを受けた、そんな感じでした。

 

 日本の福祉は、奈良時代の律令国家体制が、そのルーツとされていますが、貧民救済&弱者援護の性格が強く、ボランティア活動も、その線上での取り組みが長く続いていました。

 

 また、“ボランティア活動”という言葉が使用されるようになったのは小野田さんらが協会設立に奔走した1970年代後半からで、それまでは“社会奉仕活動”と呼ばれ、ボランティアの登録先は現在の“ボランティアバンク”ではなく“社会奉仕銀行”でした。

 

 しかし、時代は、福祉施策&ボランティア活動を生存権&人権として捉えるようになり、福祉の受け手の中には、それを権利として声高に主張する方もおり、取材側として戸惑いを抱くことがあり、そんな中での小野田さんとの出会いでした。

 

 小野田さんに抱え込んだ疑問を提示すると、「福祉施策&ボランティア活動には、貧民救済&弱者援護の目的があるが、すべての人の生存権&人権を担保することにも繋がる。つまり、福祉施策&ボランティア活動は、自分、そして自分の家族を守るためでもある。それを根底に置くことが必要」、そんな事を話された記憶があります。

 

 2度の乗船で意見を交換。その後、市内で開かれた福祉イベントでもお会いしたことがありますが、願望するも知人から友人へ発展する空間を持つことができずにいました。

 そうした中にあっても小野田さんが県ボランティア協会の重鎮として活躍していることを伝え聞き、また、1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災、そして2016年の熊本地震などにおける全国各地からの被災地支援活動により、かつて小野田さんが話された「福祉施策&ボランティア活動は、自分、そして自分の家族を守るためでもある」を「その通りだ」と自覚しています。

 

 初めてって出会った時も小野田さんは顎鬚を伸ばされており、今回の県ボランティア協会のトップ職、理事長就任を伝える新聞に掲載された顔写真にも顎鬚が…。「顎鬚は黒色から白色になったものの、あの情熱は、いまなお健在だ」、それを感じさせるものでした。

 

 トップ職に就任した今後、小野田さんは、その力量を、これまで以上に発揮、本県の民間サイドからの福祉の向上とボランティア活動の活性化を図ってくれるものと大きな期待を寄せています。

 

 かく記した自分、小野田さんよりも、かなり年下だけに、「負けじと、我が道を…」です。 

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