<< 感動!、感激!の米国オ市訪問報告会 | main | 富士市議会9月定例会の一般質問に21人が通告しました >>
2017年、暑い夏、辛い夏…

「夏は毎年訪れるものの、今夏、2017年の夏は1度だけ。何か今夏の思い出を…」と過ごしたものの立秋(8月7日)はとっくに過ぎ、早9月、それも中旬ゾーンです。

 こんな中、今夜、玄関に孫2人が興じてきた花火の残りがあったことから「花火やるか」と声を掛けると孫2人、久々に素直に「うん!」。今夏の思い出づくりでした。

 

DSC00649.JPG

 

 加齢と共に機動力が低下。その一方では、今夏、あれこれ公私にわたって業務が舞い込み、公務面では市議活動だけでなく、他の公務に振り回され、また、私的な面では同級生のショッキングな知らせが2件続けてありました。

 

 その1件は『山の日』の8月11日に高校時代の同級生O君から届いたもので、「Kが県立がんセンターに入院している。あぶない状態。一度、会っておいた方がいい」と。

 翌日、県立がんセンターに出向き、ベッドに横たわるK君に「しっかりしろ!」と声を掛けるも言葉として返答する力は、もはやなく、目で頷くだけ。握りしめた手に最後の力を絞りだすように握り返してくれましたが、訃報が届いたのは、それから5日目でした。

 K君とは「小泉正巳君」です。高校卒業後も付き合いを続け、胸襟を開いて語り合うことのできた、いい奴でした。

 

 もう1件は、K君の訃報直後に届いた幼馴染みのМ君の重篤な症状でした。

 夫人が「年賀状を交換していたご友人の方に連絡させてもらっています。主人が8月3日、脳疾患で倒れ、意識がない状態が続いています。一度、会っていただけますでしょうか」。

 電話で、そう語る夫人の口調からは、「幼馴染みの友人から声を掛けてもらえれば夫の意識が戻るかもしれない」、そんな切実な思いを感じ取ることができました。

 しかし、М君、今もって意識は戻っていません。

 

 花火に興じる孫2人を相手に今夏、過ぎ去った日々、出来事を振り返り、「今年は暑い夏、そして辛い夏だったなぁ〜」、そんな思いが募ったのですが、ふと、先日、フォトライターのSさんから「一読、感想を」の言葉と共に手渡された随筆の、あるフレーズが脳裏に浮かび上がってきました。

 

 その随筆は、Sさんが師と仰いできた動物学者で日本作家クラブの会長だった吉村卓三氏(平成28年12月3日没、79歳)の追悼の情念を記したもので、400字詰め原稿用紙20枚の作品。

 

「こんな長文の執筆は初めて。入賞・入選はともかく、尊敬し続けた吉村先生の、素晴らしい生き方を1人でも多くの人に知ってほしいので、ある文芸コンクールに応募しようと思っている」

 

 自分には、人様の文芸作品を講評する力量はなく、ただ、句読点などをチェックして「感動しました。ぜひ、応募を」の言葉を添えて作品をSさんにお返したのですが、その作品は、こんなフレーズで締め括られていました。

 

『人は死んでも、覚えている人がいる限り、本当は死んでは、いないのだ』

 

 確か放送作家の永六輔氏(2016年7月7日没、83歳)も同様の死生観を残していますが、「死ぬということ、そして、この世に自分は何を残せるか、それを考えたことを今夏の思い出に…」です。

 

DSC00651.JPG

| - | 22:16 | comments(0) | - |
コメント
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT