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所属委員会の行政視察で千葉県市川市、埼玉県秩父市へ

 自分、海野しょうぞうが所属する富士市議会環境経済委員会は、10月23日から同24日にかけ、千葉県市川市と埼玉県秩父市を行政視察で訪問、先ほど、自宅に戻りました。

 

 富士市議会は、4つの常任委員会が毎年この時期、委員会単位で全国の先進的な取り組みを視察しており、今回の環境経済委の行政視察も、その一環です。

 

【市川市】

 市川市(人口:48万4,073人=平成29年7月31日現在)の視察目的は「市民マナー条例と市民マナーサポーターの取り組み」。

 

 富士市にもマナー条例があるものの、その施行は平成28年6月1日で、歴史的、また、理念条例の要素が強く、萌芽(ほうが)の域です。

 これに対して市川市のマナー条例の施行は平成16年4月1日と早く、しかも歩行喫煙をはじめ空き缶等のポイ捨て、犬の糞の放置などを禁止、違反者に過料2,000円を科し、さらにマナーサポート制度も完備。

 

 巡回・指導・過料徴収は、マナー条例推進指導員が担い、警察官OBの12人を非常勤職員として雇用。過料件数は施行2年目の平成17年度の5,366件をピークに多少の増減がありながらも流れとしては条例への理解と協力が得られる格好で減少傾向を示し、平成28年度は1,643件となっています。

 

 一方、マナーサポート制度は、マナー条例を周知するためのポケットティッシュの配布や違反者への声掛けなどが、その業務。サポーター定員は250人で、報奨金は月額2,000円とのことでした。

 

 平成28年11月に行ったアンケート調査では「マナー条例を知っていますか」の問いに「知っている」が実に94.1%に達しています。これはまた、「違反者には市外者が多い」ことを示すもので、納付書送付、文書催告、電話催告などの業務が大変なようです。

 

 視察後、「富士市も過料を導入すべきか」を考えたのですが、結論は「多面的な検討、考察が必要」。個人的には、「危険運転ともなる運転中の喫煙や、車上からのたばこ、空き缶などの投げ捨てを交通規制の線上で取り締まることが先決ではないか」と思っています。

 

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   市川市の視察、右側の環境経済委のメンバーです

 

 この市川市、新庁舎を建設中で、その新庁舎は第1庁舎。行政視察で説明を受けた会場は、すでに完成している第2庁舎の会議室でした。

 玄関ロビーには、名誉市民と、リオオリンピック・パラリンピックで活躍した市川市ゆかりの選手の紹介コーナーがあり、「シビックプライド(郷土愛と郷土への誇り)を醸成する試みだ」と感動ものでした。

 

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          名誉市民紹介コーナー

 

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   オリンピックの市川市ゆかりの選手紹介コーナー

 

【秩父市】

 秩父市(人口:6万3,915人=平成29年8月1日現在)の視察目的は「産学官連携による地域企業振興の取り組み。

 

 |疉禹圓涼羮企業支援策について

 秩父地域地場産業振興センターについて

 産学官連携フォーラム「Find Chichibu」について

という流れでした。

 

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             秩父市の視察

 

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      説明はパワーポイントを使用して…

 

 市職員3人で構成する企業支援センターを設置しており、「がけ地整備事業費補助金」「先端産業育成補助金」「水道多量使用事業者補助金」などユニークな支援策の説明を受け、さらに立地支援メニューの説明も。担当者は「秩父市の立地支援メニューは県内トップクラスです」との自負を示しました。

 

 視察の感想は、「官民協調が有機的に機能している」でした。

 

 とりわけの産学官連携フォーラム「Find Chichibu」は、「インタネットと連携で秩父の商工業を元気にする」を合言葉にして現在151社が加盟。幾つかの分科会を設けてトライを重ね、その一つ、「食文化販路拡大分科会」については和菓子製造の経営者(会員)が説明役を担い、中小企業の夢として韓国やスウェーデン、アメリカなどに向けて和菓子の売り込みを図っている報告がありました。

 印象的だったのは韓国への売り込みをとらえて「反日感情が強いと思ったが商品が受け入れられた。政治と胃袋は別、それを実感した」という発言でした。

 

 さらに、商工団体の代表者が発した「富士市さんは新幹線や高速道路が走っているのに対して秩父市は、それらがない」という言葉にも、都市条件が不利でも官民協調で活路を見い出し、結果を出していることへの自負が示され、頭をガツンと一発たたかれた感じでした。

 

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視察の進行役を担った

       小池義浩委員長(左)と佐野智昭副委員長です

 

 説明会場は庁舎の会議室。この秩父市の庁舎も「今年3月完成した」といい、庁舎と市民会館を一体化した立派な建築物でした。

 秩父市の人口は富士市の約4分の1。この状況下の中で誕生させた公共施設のシンボル施設は、「攻めの都市づくり」、それを実感させられるものでした。

 

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      庁舎と市民会館を一体化した建築物

 

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             本会議場で…

 

 

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