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父の日に似顔絵描いたらぼくの顔 『第10回富士山少年俳句大会表彰式』

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      きょうの富士市からの富士山です

 

 少しばかり旧聞になりますが、先日(10月21日)、富士市大渕にある富士教育会館で『第10回富士山少年俳句大会(以下、「少年俳句大会」という。)』の表彰式が開かれ、来賓の扱いを受けて出席、小中学生の真一文字の心の発露である俳句作品にふれ、感動しました。

 

 以下、優秀作品の紹介を兼ねて少年俳句大会とは…。

 

 主催は教職員OB・OGを中心メンバーとする俳句研究サークル『羚(れい)』を母体とした実行委員会(金子徹会長)。「俳句の創作を通して日常の出来事や自然を見詰め、感性と心を磨いてほしい」、そんな狙いをもっての取り組みです。

 

 ”富士山“の冠をつけた俳句大会とあって富士市、富士宮市をはじめ富士山を囲む御殿場市、裾野市、小山町、富士吉田市、富士川口湖町、忍野村の8市町村の小中学生を対象に募集。その結果、実に1万0、027句もの作品が寄せられています。

 

 審査により入賞68句、入選140句を決定し、これらの作品を収録した冊子を発行。表彰式は、その発行に合わせてのものです。

 

 表彰式で挨拶に立った金子会長は、10回目に相応しい1万を超える作品が寄せられたことを報告しながら後援団体である富士、富士宮両市や富士青年会議所、静岡県現代俳句協会などに感謝の意を伝え、さらに大会を盛り上げていく意欲を示しました。

 

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        挨拶をする金子会長(右)

 

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            表彰式で…

 

 教職員OB・OGを中心とした先生方が主催とあって表彰後の講評では小学校の部、中学校の部に分けて入賞した句ごとに審査ポイントを伝え、受賞した子ども達が、それをじっくり聞き入る姿は少年俳句大会の開催意義を示すようで印象的でした。

 

 冒頭の「来賓の扱いを受けて…」は、市議会議員というよりも自分の前職が富士ニュースというローカル紙の記者で取材を通して、また、『ふじ市民文芸コンクール』のスタッフとして金子会長ら俳句関係者の皆様と交流があったことからお招きを受けたものでした。

 毎年、案内状が届いていたのですが、これまではお祝いメッセージを送付。今年は10回目の節目であることから公務を調整して出席させていただきました。

 

 来賓紹介程度と思って出席したのですが、金子会長が「一言、ご挨拶をいただきたい」。

「エッ!」でしたが、以下のようなことを述べてきました。

 

「今、ペーパレス、つまり、パソコンやスマートフォンの普及などで紙を使わない時代となり、活字としての表現は同じであるものの、“書く”のではなく、キーボードを“打つ”という時代を迎えております。子ども達の間にも交流手段としてメールやツイッター、ラインなどが普及し、活字の交流が盛んですが、私は、キーボードを“打つ”ことには心がない、そして本音ではないことを軽いノリで表現してしまう、そんな怖さがあると思っています。よって、“アホ”とか、“死ね”などの人を傷つける言葉が飛び交い、取り返しのつかない悲劇も生じています。こうした中でペンとメモを手に、身の回りの出来事や自然に目を向け、感動の心を一字一字書き残し、俳句などの文芸作品に仕上げる作業は貴いものだと思っています。これは、どんなに社会が変わろうとも、変わってはいけない貴い作業、そう確信しております。この少年俳句大会が、そうした貴い作業の象徴として未来永劫続くことを切に願って、措辞と恐縮しつつ、私からの祝辞とさせていただきます」

 

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祝辞を述べました(シャッターは来賓で出席していた

         富士青年会議所の方に押してもらいました)

 

 

 大賞、これに続く優秀賞作品は次の通りです。(敬称略)

 

【小学生の部】

※大賞

「父の日に 似顔絵描いたら ぼくの顔」

      富士宮市立富士根南小5年 井出 謙吾

※優秀賞

「木々たちは セミのバッチを つけている」

      富士宮市立大宮小4年   田口  花

「ふん水が 作ったにじを くぐりっこ」

      富士宮市立大宮小4年   石持 花梨

「プールそうじ ヘドロもあるけど ヤゴもいる」

      富士市立吉原小6年    中村 匡希

 

【中学生の部】

※大賞

「勝つ意思が コートに立つ手 震えさせ」

      富士市立吉原中3年    田中 千尋

※優秀賞

「砲丸と 一緒に汗も 投げている」

      富士市立田子浦中3年   吉田  翔

「眠らずに 話し続けた 夏の夜」

      富士宮市立富士宮三中2年 佐野 泰樹

「亡き祖母の 麦わら帽子 かぶる午後」

      富士宮市立富士宮二中1年 坂本 悠起

 

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