自分、海野しょうぞうの所在地区、富士市鷹岡地区で、きょう11月5日、鷹岡小学校体育館を会場に恒例事業の『市民安全大会』が開かれました。
市議会議員就任以来、11年間、来賓として招かれて出席していますが、今年の参加数は県警音楽隊&カラーガード隊がゲスト出演したこともあってか「最高では…」と思われる600人から700人。主催者の熱意が示される形で内容も、より一層充実、所要時間は2時間を超え、会場には安全・安心な地域づくりへの意欲が交差していました。
『市民安全大会』の会場です
大会は、「区民1人1人が安全で安心して市民生活を送るために交通安全、防犯、防火、防災、青少年健全育成などに対する自覚と責任において意識高揚並びに普及の徹底を図る」を目的に掲げ、生涯学習推進会をはじめ区長会、交通安全協会富士地区支部鷹岡分会、地区防犯協力会、地区交通安全指導員、地区安全推進員などが協調して、毎年、この時期に開いています。
今年で38回目を迎え、小長井義正市長らを来賓に招いての開会式、続いて安全スローガンの唱和、鷹岡小児童による学習発表、鷹岡中生徒による体験発表、富士地区少年サポート員の望月友里花さんによるスマフォ&SNS利用が犯罪に巻き込まれる不安があることを実践例を示しながらの講話、県警音楽隊&カラーガード隊による演奏、交通安全協会鷹岡分会の目録贈呈、講評などが行われました。
掲げた安全スローガンです
県警音楽隊&カラーガード隊の演奏です
このうち鷹岡小児童による学習発表では、交通安全リーダーが区(町内会)単位でパワーポイントを使用して児童の目線から捉えた通学路の危険個所を示し、その中では「安全確保のためにカーブミラーを付けてほしい」などの要望を提示。さらに「信号が青でも横断歩道を渡る時には左右の安全確認をする」など自ら実践すべき行動目標も伝え、その取り組みと実践活動に大きな拍手があがりました。
「今時の子供は暇さえあればゲーム機とニラメッコ」と言われますが、「今時の子供は大人以上にしっかりしている」、それを認識、感動ものの場面でした。
鷹岡小児童による交通安全に向けての学習発表です
交通安全協会鷹岡分会の目録贈呈では、大村利光分会長から鷹岡小の全児童と鷹岡中の全生徒に歩行中の安全確保に結び付く点滅発光リストバンドが贈られました。
大村分会長(左)から鷹岡小、鷹岡中の両校校長に目録が…
毎年、慌ただしい年末年始には、交通事故だけでなく盗難、空き巣などの犯罪も増加しますが、『市民安全大会』に寄せる関係者と参加者の熱意が実り、交通事故ゼロ、犯罪ゼロの富士市・鷹岡を願っています。