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富士市の温水プール、存続か、廃止か…

 自分、海野しょうぞうが所属する富士市議会の会派「凜(りん)の会」は、先日、会派として大渕の総合運動公園内にある温水プールの現地調査を実施しました。

 温水プールは、今年6月に青葉台地区内に着工した新環境クリーンセンターが予定通り2020年10月に稼働すると熱源を喪失することから、現在、「2018年(平成30年)6月までに策定」として検討作業が進められている総合運動公園内への新総合体育館の基本構想・基本計画と合わせ存続か、廃止かの判断を下すことになっています。

 判断が示されるのを待つのではなく、「会派として事前に、存続か、廃止かの検討が必要」としての調査でした。

 

 温水プールは、広見地区にある現環境クリーンセンターの焼却エネルギーを熱源にして1989年3月に完成。25×15辰琉貳麺僖廖璽襪硲隠鍬×8辰陵鳥用プールがあり、このほかトレーニングルームや研修室も完備。総事業費は10億4千万円余でした。

 

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          温水プールの外観

 

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   受け付けの案内看板

 

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          温水プールです

 

 利用は好調、過去最高の年間利用者数は1992年で、9万9322人を数えています。

 運動公園内には、2003年のNEW!!わかふじ国体の水泳・飛込競技場として、その前年の2002年に富士水泳場が誕生。県事業による本格的な水泳場で、この誕生により温水プールの利用は一時期、年間5万人前後となったものの、2016年の年間利用者数は6万3875人を数え、一定の利用、人気をキープしています。

 

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       オープン以来の利用者推移グラフ

 

 市では、新環境クリーンセンターが稼働すると温水プールの熱源が喪失することから総合運動公園内への新総合体育館建設の検討と合わせ、「今後の在り方について公共施設再編計画に基づき、利用状況や改修後の利用予測を行い、存続や廃止した場合のメリット、デメリットを十分に検証し結論を」としています。

 

 現地調査では、職員から利用状況の報告を受けたほか、施設内をチェック。「存続を」とした場合、築30年余で施設全体のリニューアルが必要で、このほかバリアフリーがスロープ対応にとどまっていることからエレベーターの設置も必要。もちろん、独自の熱源の確保も必要で、存続投資額は、かなりの額になりそうです。

 

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   職員から説明を受けました(温水プール内の会議室)

 

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      バリアフリー対策は施されているものの

 

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     スロープ対応にとどまっています

 

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           熱源ルームです

 

 しかし、です。

 

 市は「代替機能として富士水泳場が存在することから廃止も検討」としているものの、その富士水泳場は大会が頻繁に開かれ、合宿にも利用。一般開放日は限定され、水中ウォーキングコースも設けられているものの、基本的な利用対象は「4歳以上で50丹幣絮砲欧訖諭廖

 

 さらに、今夏から富士水泳場は近隣の中学校の体育の水泳授業での使用が開始され、市は富士水泳場を受け皿として2020年の東京オリンピック・パラリンピックの外国チームの合宿誘致も目指しており、今後、一般開放日は短縮が予想されるだけに温水プールの代替機能には疑問符が打たれます。

 

 会派の現地視察は現地集合で、予定より20分ほど早く到着したため玄関先で利用者30人余に「存続か、廃止か」について意見を求めました。

 サンプルケースが少なく、その実相を見定めることには無理があるものの、「週1、2回利用」という常連者が多く、「健康増進のために、ほぼ、いつでも利用できる温水プールは、ぜひ、残してほしい」が圧倒的でした。

 

 富士水泳場誕生後も年間5万人から6万人の利用を数える温水プール、その「存続か、廃止か」については多角的な考察が必要ですが、個人的には市民の健康増進が高騰の一途を辿る医療費の抑制効果も期待できることに視野を広げて「存続すべきでは…」です。

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