きょう1月7日、富士市の『2018消防出初式』が市庁舎北側駐車場と市庁舎南側の青葉通りを会場に、『平成30年成人式』がロゼシアター大ホールを会場に開かれました。市議会議員にも案内状が届いていたことから出席。新春恒例のイベントであるものの、今年は今年で、あれこれ感じることがありました。
出初式
出初式は、市(消防本部)、消防団、防火協会の3者が協調しての開催。「安心・安全なまち・富士市」への結束と市民への理解、協力を呼び掛けることを目的として、今年は消防関係者1,112人、車両46台が集合して午前8時30分に開始。
輝く陽光が差し込んだものの開始時の温度は3度。それでも会場は熱気に包まれ、「火の用心」の三唱に続く町内会連合会代表者がリード役となっての「消防万歳」の三唱が感動的でした。万歳の声をあげる前に述べた「市民の安心・安全のために昼夜の別なく活動する富士市の消防の皆さんのために…」。短い、簡潔な言葉の中に感謝の思いがあふれていました。
(※) ここにアップした出初式の写真は、式の流れに沿ってのものです。最後は一斉放水でした。
成人式
一方、成人式は午後2時に開始。この10分前から富士市立高校吹奏楽のオープニング演奏があったものの、来賓席である前席に着座していても演奏が聞こえないほどホール内は私語が飛び交い、騒然とした雰囲気。
本年度の成人式対象者は2,683人(男性1,308人、女性1,375人)で、会場の大ホールの収容人員は1,600人余。
オープニング演奏時、ほぼ客席は埋まり、このほかロビーなども大混雑だったことから、「出席率は、かなり高い」、そう判断されました。
しかし、その中には多分に「成人を迎えたことを祝う式典に出席」というよりも「同窓会感覚で…」の新成人者も多い。故に「私語が飛び交い、騒然に…」となったのかしれません。
「今年も騒然状態のまま式が進むのかな」と、半ば諦め、「こうした雰囲気の式典を開催し続けることに意義はあるのかな」とも思ったのですが、開会となり新成人の実行委員が進行を開始すると騒然状態は緩和。冒頭の『国歌斉唱』では私語はピタリと止み、一転して厳粛な雰囲気に…。その後も1時間の式典中、厳粛な雰囲気でした。
実行委員による『思い出のスライド上映』、そしてラストの富士、富士東、吉原工業、富士宮西、富士宮北の後輩達による『五高校応援演技』などの熱意が新成人の心に伝わったことも想定されました。
終了後、「今年の富士市の成人式、素晴らしかった」、その思いに浸っています。
(※)富士市議会は、式典に来賓として出席した際、申し合わせで進行に支障をきたす写真撮影は自粛することが決まっていますので、アップした写真は開演前のステージとホールのみです。ご了承下さい。