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ロゼで開かれています。新興美術院の富士支部展!

  中央画壇の一つ、新興美術院を構成する地方組織である日本画家集団、富士支部(丸茂湛祥支部長)の「第48回支部展」が富士市蓼原町のロゼシアター展示室で開かれています。2月4日(日)まで。午前9時30分から午後6時、3日と4日は午後5時で終了。入場無料。問い合わせは丸茂支部長(筍娃毅苅機檻毅押檻隠沓苅押法

 

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作者と作品名紹介のパンプレット(表紙)

 

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          作品展会場です

 

 新興美術院は1937年に日本美術院を脱退した茨木衫風、田中案山子、小林巣居人ら12名が「自由で新興清新な芸術活動を達成する」を目標に結成。戦中戦後、一時活動の中断を余儀なくされたものの1950年に再発足、翌年の1951年に「第1回新興展」、以後、毎年5月に東京都美術館で公募展を開き、富士支部は、その中央展である公募展にも意欲的に挑戦、好成績を残し続けています。

 

 ロゼで開催中の「第48回支部展」は、作品発表を通して新たな創作意欲を駆り立てるための年一回の定期展。会員の近作を展示しているほか昨年の「第67回新興展」に応募した大作も展示しています。

 展示作品数は56点。48回目という長い歴史の重さは、量と質に示され、多くの市民が芸術とのふれあいを楽しみ、会場には、ゆっくりとした芸術空間が広がっています。

 

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        丸茂支部長の作品です(部分)

 

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          会場で…パート

 

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          会場で…パート

 

 会員作品のほか、新興美術院の元理事長の平田春潮さん(広島県在住)や理事長の飛澤龍神さん(茨城県在住)ら日本画壇を代表する日本画家11人の招待作品コーナーも設けられ、見ごたえのある展示会となっています。

 

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       招待作家のコーナーです

 

 案内状をいただいたことから初日の31日、会場へ。

 会場の正面には、昨年10月に88歳を一期として亡くなられた富士支部の理事長を長年担い、新興美術院の重鎮でもあった菊池柾寿さんの変500号の大作『宵月爽宴〜京都祇園枝垂れ桜〜』と、同じく変500号の大作で「第67回新興展」で大賞に輝いた丸茂支部長の『遠ざかりゆく昭和』が展示されていました。

 

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    右が菊池さん、左が丸茂支部長の作品です

 

 菊池さんの作品に掲示された作者名は「故 菊池柾寿」と記されていたことから「菊池先生は亡くなってしまったのだ」を突き付けられ、しばし、菊池さんの出会いから亡くなるまでの間の幾多の思い出が走馬燈のように駆け巡り、言葉にはならない熱いものがこみ上げてきました。

 その中、亡くなっても魂を込めた作品が存在することに“絵画の力“を感じ、ある意味、羨ましい思いにも駆られました。

 

 富士支部は、菊池さんの亡き後を丸茂さんが受け継いで支部長に就任。今後も丸茂支部長を中心に会員が一丸となって富士市の絵画文化の牽引役を担って下さるものと確信しています。 

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