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感動の連続と驚きの、静岡県富士山世界遺産センター

 先日、所属する富士市議会の会派「凜(りん)の会」の視察で富士市立中央病院と同様に改築構想のある富士宮市立病院を訪れた、その帰路、静岡県富士山世界遺産センター(以下、世界遺産センター)に会派仲間と立ち寄ってきました。

 オープンは昨年12月23日。山梨県に続く世界遺産センターとあってメディアが大々的に伝え、すでに多くの方が訪れています。

 自分も「行ってみたい。行かなくては…」と思っていたものの、年末年始に押し寄せていた公務に追われ、ようやく、富士宮市立病院視察の機会を捉えての訪問となったものです。

 賞味期限が切れたような報告になり、少々、気が引けますが、以下、感動の連続、そして驚きもあった世界遺産センターの探訪記です。

 

 まず、世界遺産センターとは…。

 

 世界文化遺産の富士山の情報発信・学術研究の拠点施設。2013年に富士山が「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」としてユネスコの世界文化遺産に登録されたことから静岡県が建設、誕生させたもの。世界遺産条約第3条では、「文化遺産の保護、保存、整備の分野における全国、または地域的な研修センターの設置の促進並びに、これらの分野における学術調査」を奨励しており、この条項に基づく取り組みです。

 富士宮市に選定された理由は、近接する富士山本宮浅間大社が浅間信仰の中心地であること、建設地から他の構成資産と近いこと、さらに市街地に位置しアクセス上、優れていることなどが挙げられています。

 ・所在地  富士宮市宮町5−12

 ・電話番号 0544−21−3776

 ・開館時間 9:00〜17:00(7月、8月は〜18:00)

 ・休館日  毎月第3火曜日と点検日                          

 ・観覧料  300円、団体(20人以上)200円

       大学生以下、70歳以上、障害者手帳所持など無料

 

 世界遺産センターの所在場所は県道414号富士富士宮線沿い。JR身延線富士宮駅を通過すると右手に富士山本宮浅間大社のシンボルである大鳥居が目に飛び込んできます。その大鳥居に隣接。

 駐車場は道路南側にあり、訪れたのが平日午後4時過ぎだったこともあって「スキスキ」でした。

 敷地面積は約6,100屐K姪錙∪湘錙展示棟からなり、延床面積は約3,400屐

 中央の展示棟は5階建てで、外観は木格子で覆われ、逆円錐形のユニークなフォルムが特徴。富士山麓の湧き水を引いた前面の水盤に映ると“正富士”のように見えるよう設計されています。現実社会とは逆の構図で、この建築デザインはブリッカ―賞受賞者である坂茂氏のよるもの。テーマは「富士の水の循環と反映」です。

 

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            所在図です

 

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         大鳥居が目印です

 

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      外観と、その外観を映す水盤です

 

 外観と、その仕掛けに感動しながら玄関へ。観覧料を払って内部に入るとスタッフが「そのまま最上階の5階まで、お上がり下さい」と案内。

「?」と思ったものの、歩き出して納得。富士山を登山する感覚を与えてくれる映像を鑑賞しながらの全長193メートルの螺旋スロープとなっていました。

 この疑似登山、感動ものでした。

 

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   玄関ロビーに掲示されていた内部の紹介図です

 

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         疑似登山ができます

 

 最上階の5階の展望ホールに着くと、「目の前に雄大な富士山が…」という工夫が施されています。

 残念ながら、この日は雲多しで、富士山は全く見えず。

 それでも「記念に…」と展望ホールで会派仲間にカメラを向けると、気の毒と思ったのか男性スタッフが「晴天ならば、こんな富士山が見えますよ」、さっとA4サイズの富士山写真を差し出してきました。

「私達は富士市在住で、いつも富士山を見ています」とは口が裂けても言えず、「ありがとう、ございます」と丁重に礼を述べ、続けて「富士山、凄いですネ〜」。

 スタッフの対応、素晴らしく、ソフト面でも感動しました。

 さらに「シャッターを押しましょうか」と言って下さり、それに甘えて3人ショットの記念写真を撮影してもらいました。

 

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      展望ホールに着くも富士山見えず

 

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    スタッフが差し出して下った富士山写真です

 

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    記念撮影のシャッターを押してもらいました

 

 下りも同じコースで…。その途中には、「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」を形として示す展示があり、途中には映像シアターも…。もちろん、その映像は、四季折々の富士山で、解説などは無く、映像だけで勝負する試みに感動しました。

 

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     下りコースには富士山関連の展示品が…

 

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         展示は床面の利用も…

 

 1階にはミュージアムショップがあり、店舗内を見て回りましたが、通常の観光地の土産品とは一線を画す、個性的な品が目立ち、「民間との競合を避ける配慮」、そんな思いを抱きました。

 

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       ミュージアムショップです

 

 屋外トイレでのこと。多目的トイレには、オストメイトや、フィッティングボード(折りたたみ式の着替え台)まであり、「公共施設だから、こういう時代になった」とは思うものの、屋外トイレでは初めて目にしたことから、これも感動ものでした。

 

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         屋外トイレの入口です

 

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           トイレの内部図です

 

 観覧は1時間でジ・エンドとし、駐車場に向かう際、大鳥居に対面する形で道路反対側にあるビルの看板が目に飛び込んできました。『お食事・おみやげ』のほか、多分、店舗名であろう『富士山神田川楽座』。

 どこかに似たネーミングの店舗がありますよネ。これは“感動”というよりも“驚き”でした。

 

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アッと驚く店舗看板が目に飛び込んできました

 

 この世界遺産センター、所在地は富士宮市ですが、富士市も観光パッケージに組み込み、観光振興に結び付けたいものです。

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