“心通い合う多文化共生のまち ふじ の実現に向けて”をスローガンに掲げた『国際交流フェア』が、きょう2月4日の日曜日、富士市柳島のふじさんめっせ(富士市産業交流展示場)で開かれ、参加団体の一員として年に1度の異国・異文化空間にふれてきました。
富士市と富士市国際交流協会が関係団体に呼び掛け、毎年、この時期に開催、今年で30回目です。
人口25万5000人余の富士市の外国人登録者は4700人余。比率的に多いか、どうかは「?」ですが、日常に外国籍者がいる都市です。
フェアでは、イベントタイトルである“交流”に視点を当てたステージアトラクション、展示・販売、着物着付け体験と着物のファッションショー、世界の料理などのコーナーに参加団体が工夫を凝らし、それぞれのお国を紹介。
このうちステージアトラクションのオープニングでは原田清流子供太鼓保存会が勇壮な太鼓演奏を披露。エンディングでは“豆まき”が行われました。
“豆まき”は、昨年初めて日本文化を紹介する企画として打ち出し、好評だったことから今年も開催。福を招く豆だけでなく、子ども向けにお菓子や餅もまかれ大きな盛り上がりをみせました。
オープニングの原田清流太鼓保存会の演奏です
次々と民族舞踊などが…
着物のファッションショー
書道体験です
竹工芸の紹介コーナー
民族衣装での参加が目立ちました
屋外では世界の料理が…
会話が弾んでいました
ラストの”豆まき”です
自分が副会長を仰せつかっている富士市日中友好協会も展示・販売コーナーに参加してブースを設け、「中国殉難者慰霊祭」や「熱烈歓迎会」などの協会事業を写真で紹介したほか、中国物産品の販売、それに中国茶の一種で、脂肪燃焼促進によるダイエット効果や血糖値を抑える効果、コレステロール値の改善効果などから注目されているプーアル茶の無料サービスなどを行いました。
自分が所属する富士市日中友好協会のコーナーです
プーアル茶を無料サービスしました
このゆるキャラは、東名富士川SA(サービスエリア)設置されている「フジスカイビュー」の「ふじひめ」で、特別参加。あまりの可愛さに、協会メンバーに頼んでツーショットを。中身がひめ(女性)かは「?」ですが、「まっ、いいか」です
参加した感想は、「富士市も国際色豊かなまちだ」です。参加者の多くが外国籍者だから、そう感じたのかもしれませんが、いずれにせよ、富士市も国際化への道を歩んでいることは確かです。
言葉や風習の壁を越えるのは容易ではないものの国際交流フェアの会場のように言語をはじめ髪や目、肌の色、そして服装の違いなどで示される国籍の違いを自然体で受け入れ、ふれあうことのできる富士市になりたいものです。