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富士市を代表する生活文化、富士の型染展がロゼで開幕!

 富士市蓼原町のロゼシアター展示室で、今、富士市を代表する生活文化である富士の型染グループ(代表・桂田貴子さん)の年1回ペースの定期展が開かれています。19日(月)まで。午前10時から午後5時、最終日19日は午後3時で終了。入場無料。

 期間中、午前10時から午後4時まで(最終日19日は午後2時まで)文化振興基金などへの寄付を目的にしたチャリティーバザーを併設。さらに、17日(土)と18日(日)には「富士の型染とは…」を伝える実演も。両日とも午前10時から正午までと、午後1時から午後3時までの二回。

 問い合わせは事務局の石川房枝さん(筍娃毅苅機檻僑亜檻横毅毅押法

 

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     ロゼ展示室の歓迎看板

 

 この定期展と並行する格好で広見公園内にある富士山かぐや姫ミュージアム(市立博物館)で春のテーマ展の一環とする富士の型染創始者の小山もと子さん(平成13年4月没)の『生誕百年記念寄贈展』が17日(土)に開幕します。こちらは5月20日(日)までのロングラン開催。入場無料。

 問い合わせは富士山かぐや姫ミュージアム(筍娃毅苅機檻横院檻械械牽亜法

 

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17日に開幕する小山もと子さんの『生誕百周年記念寄贈展』の案内チラシ

 

 案内状をいただいていたことから初日の15日、市議会委員会審査の傍聴と富士聖隷病院の理事会に出席した後、終了間際の時間であったものの「期間中にブログ&フェイスブックで紹介したい」との思いからロゼへ。

 

 今回展は、“染めるよろこび 集うたのしさ”をテーマに6グループ41人の会員が染め上げた着物や帯などの大作をはじめタペストリー、染額などの近作が来場者を迎えています。

 会員作品のほか、小山さんや、小山さん亡き後、代表を担った塩沢敏子さん(故人)の遺作。さらに「富士の型染とは…」を伝えるパネルや、会員が講師を担っている県立富岳館高校生活部と平成29年度富士の型染教室の教室生の作品も展示されています。

 

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       着物などの大作が並ぶ会場

 

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      富士山をテーマにした染額コーナー

 

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         タペストリーコーナー

 

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 小山もと子さんの遺作(タペストリー)

 

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     塩沢敏子さんの遺作(着物)

 

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     「富士の型染とは…」を伝えるパネル

 

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       県立富岳館高校生活部の作品

 

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     制作過程を伝えるビデオの上映コーナー

 

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       チャリティーバザーコーナー

 

 型染は、日本古来の染色法の一つ。富士市では小山さんが昭和26年に国画会会員の後藤清吉郎氏(故人)の手ほどきを受け、その第一歩を踏み出しています。以後、市の成人学校を土台に愛好者の輪が広がり、グループ合同の定期展に取り組み、さらに高校や市立博物館工芸教室を会場とした型染教室などでベテラン会員が指導者となって染める喜びの輪も広げてきました。

 

 台所を工房にし、染料も身近な植物から…を創作の基本とし、そして定期的な学習会で染める歓びを分かち合いながら文化の生活化を図り、さらに、富士山のような、おおらかな図柄と色彩を打ち出した作品は〃富士の型染〃という固有名詞で呼ばれるほど市内外に知られる芸術文化に成長、小山さん亡き後も確かな歩みを続けています。

 

 展示会場を一巡する中、前職のローカル紙の記者時代、取材を通して知り合い、いつも笑顔で迎えて下さった在りし日の小山さんが脳裏に鮮明に浮かび上がり、うれしく、そして、少しばかり辛い思いでした。

 小山さんが鬼籍に入(い)って16年もの歳月が流れていますが、今なお身近に感じる、それほど偉大な人でした。

 

「人は、この世から去っても、覚えている人がいる限り、死んではいない」と言われますが、記憶だけでなく鑑賞する側に感動という心のビタミンを届ける芸術作品を遺す人は未来永劫に生き続ける、そんな思いも抱いています。

 

 自分の人生は、無芸大食、遺すものがない。ただただ反省です。

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