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富士地区保護司会が総会、新会長に勝亦治男氏就任

 犯罪や非行に陥った人の更生を業務とする富士市在住の保護司で組織する富士地区保護司会の「平成30年度総会」が、きのう4月26日午後、消防防災庁舎会議室で開かれました。

 

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 総会では、本年度予算や事業を決定。任期満了に伴う役員改選も行われ、定年(75歳)をもって退任する富士南支部所属の今村憲一郎氏の後任に伝法支部所属の勝亦治男氏が就任しました。

 

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      就任挨拶を述べる新会長の勝亦氏

 

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    来賓を代表して挨拶を述べる小長井義正市長

 

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    来賓挨拶では本県5区選出の細野豪志氏も…

 

 総会で決定した本年度予算は、収入・支出ともに839万5,933円。主な収入は、会員会費や、保護司会が主体となって取り組んでいる社明運動に対する市の負担金、協力会員の会費など。主な支出は、各支部の社明運動に200万円を計上しているほか、刑務所慰問などの視察研修や、機関紙『ふれあい』の発行費などです。

 

 自分、海野しょうぞうは、鷹岡支部所属の保護司として出席。縁あって保護司の職を仰せつかって“新米”とはいえない早5年ですが、今なお、その業務の難しさに右往左往している状況。総会では退任保護司の一言挨拶もあり、その毅然とした、誇りをもって、長年、業務に携わってきた皆さんの言葉に、「もっとしっかりしなくては…」です。

 

 

  【保護司とは…】

 

 保護司法及び厚生保護法に基づき、法務大臣から委嘱を受けた非常勤の一般職国家公務員。犯罪や非行に陥った人の更生を任務とし、少年法による保護観察処分を受けた者、少年院仮退院者、仮出所者、保護観察付き執行猶予者などを対象とする保護観察において対象者の更生を援助。具体的には、更生を助けるために対象者の心の支えになり、刑事施設や少年院に入所中から退所後の社会復帰のために就労先を探したり、家族や学校、その他関係者との調整役を担っています。

 この本来業務と並行して7月を強調月間としている社会を明るくする運動(通称名・社明運動)の主軸機能も担っています。

 非常勤の一般国家公務員とはいえ活動にかかわる交通費などの実費以外は無給。実質、ボランティアで、その業務にあたっています。

 任期は2年。保護司法の規定で、約2,400人に1人の割合で全国の上限定数は5万2,500人となっていますが、現在の保護司数は約4万8,000人、上限定数を大きく下回っています。

 委嘱される保護司は、僧侶や警察官、教員、公務員などのOB・OG、それに就労を受け入れる自営業者などが中心ですが、2004年に76歳以上は再任しない定年制が導入され、これに社会全体の定年制度の延長も絡まり、その人材確保に苦慮しているのが現状です。

 各保護区(政令で定められた区域)ごとに定員があり、富士市の富士地区保護司会も定数は108人となっていますが、総会開催時の4月26日現在の保護司数は102人となっています。

 こうした中、全国的に市町村議員が保護司を担う事例が目立ち、富士市議会でも自分を含め5人が保護司を担っています。

 定員確保に苦慮という中、保護観察者1人当たり月2回から3回の自宅面接や訪問面接、報告書の作成が義務付けられ、緊急時にも対応。定員不足は担当ケースが増加という悪循環を招くことになります。

 自分の場合は、「保護司の確保を」の依頼を受け、その作業に乗り出し、複数の方にアタックするも承諾が得られず、所属支部の保護司の皆さんの過負荷状態の業務から「確保するまで…」と代役的な思いで保護司職を引き受け、早5年です。

 多分、全国的に市町村議員が保護司を担う事例が目立つ状況は、自分と同様、人材確保に苦慮があるためでは…と分析しています。

 決して甘い気持ちで保護司職を引き受けたわけではありませんが、市議活動と並行しながら保護司活動に努力を重ねるも、それなりの結果が得られず、落ち込むこと多々です。

 これからは保護司を必要としない犯罪のない社会、その社会づくりのための社明運動の輪を広げなくては、広げてほしい、そんな思いを抱いています。

 

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