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ワッショイ、ワッショイ、お天王さんです

 きょう6月23日土曜日の午後、笛と太鼓の音に乗って「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声が自宅周辺に響き渡りました。この時期、恒例の子ども会による伝統祭事のお天王(てんのう)さんの神輿渡御(みこしとぎょ)です。

 

 

         勇壮に「ワッショイ、ワッショイ」

 

 今年は、梅雨時期を象徴するかのような小雨降りしきる中での開催でしたが、子ども達は元気印二重丸で、元気を分けてもらった気分になりました。

 

 同居している小学6年男児の孫に続いて小学1年女児もお天王さんデビューとなりましたが、雨がひとしきり激しくなった時点で低学年は終了し帰宅の途に…。孫は、自宅玄関前を通り過ぎる神輿を「チョット残念」、そんな表情で見詰めていました。

 

             孫です

 

      下の孫は自宅前で神輿を見送りました

 

        交通安全にも配慮して…

 

       区内の隅々を回ってきました

 

 お天王さんは、平安の昔、人々は京の都に大流行した疫病を悪霊の仕業と考え、この悪霊から身を守るため牛頭天王(ごずてんのう)や素蓋鳴命(すさのおみこと)を祀(まつ)り、悪霊退散を祈願したことが、そのルーツ。祈りは、やがて祭りとなり、京の都から地方へ広がっていったといわれ、神輿が暴れるほど悪霊が逃げ出すと信じられていたことから村の隅々まで暴れまわったといわれます。

 

 つまり、「悪霊退散の祈願イベント」ということになります。

 

 自分、海野しょうぞうの居住区である鷹岡地区でも区(町内会)単位で子ども会主体のお天王さんが開かれており、自分も30年余前、娘2人の保護者としてお天王さんに参加、サポート役を担ったのですが、その時代の開催日は、確か、当たり日(7月15日)に近い土曜日でした。

 

 今は、7月に中体連(中学総合体育大会)があるため、中学生が参加しやすい6月末から7月上旬にかけての土曜日に開いているようです。

 

 遠くから「ワッショイ、ワッショイ」、そして自宅前に…。それは、30年余前の情景と変わらないものでした。

 30年余前、神輿渡御の中盤以降、担ぎ手は全員疲労困憊。であったものの、おばあちゃんから「祝儀を出しているんだから自宅前で神輿、しっかり揺すって…」と叱責を受けたことを思い出しました。

 

「多分、今年も、そんなことがあるんだろな」と思いながらスナップ写真を撮り、しばらく神輿渡御に同行したのですが、よく観察すれば30年余前に比べて子供の数がめっきり減り、それを受けてか神輿の移動にリヤカーを投入。さらに、神輿を激しく揺らす主役は、かつては小学校の高学年男子と中学男子でしたが、今では保護者のお父さん方も主役級でサポート。そこには30年余という歳月の流れがありました。

 

 お天王さんとは…、神輿渡御とは…、そうしたことを子ども達が分からなくても、これからも続けてほしい伝統祭事、そう願っています。

 子ども達が学年や小中学校の垣根を超え、保護者や地域の人達のサポートを受けて心と力を合わせ一つの事に取り組み、笑顔を交差、それだけで“地域の宝”、そう思えるからです。

 

 保護者の皆さん、そして交通安全対策などでサポートして下さった区役員の皆さん、ご苦労様でした。

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