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能面と狂言面展&市展第3期展(書道の部)が開催中です

 富士市永田北町の市立中央図書館分館ギャラリーで同市中央町在住の中村鋭行(なかむら としゆき)さん(75)の個展『能面と狂言面展』、同市蓼原町のロゼシアター展示室で市展第3期展『書道の部』が開かれています。

 

 きょう6月28日、市議会6月定例会の本会議終了後、「まだ間に合う」と2会場を回ってきました。

 

 

 市立中央図書館分館ギャラリーでの『能面と狂言面展』は、7月1日(日)までの開催。午前9時から午後5時。鑑賞は無料。

 

開催パンプレット(表紙部分

 

 主催者の中村さんは、富士市の元市議会議員で、自分が前職のローカル紙の記者時代、親しくさせていただきましたが、能面や狂言面の制作を趣味としていたことは全く知りませんでした。

 会場に中村さんがおり、聞けば、そのキャリアは27年間で、「独学で制作を続けてきた」といいます。

 

 50面を展示。日本独特の幽玄の美を放つ能面、狂言面に圧倒され、趣味を持つことの素晴らしさに感激。同時に己の“無芸大食”を反省。

 

 確か中村さんは、自動車産業労組を母体にした市議で60歳頃に勇退。「もう15年が経ちました」と話されましたが、市議時代と何ら変わらず、「目標を持ち、そこに生きがいを見出している人は違う」、そんな思いも。見習わなくちゃ…です。

 

      中村さん(右)と記念撮影

 

 

 

           作品展会場で…

 

 

 一方、ロゼで開催中の市展第3期展『書道の部』も7月1日(日)までの開催。午前10時から午後7時。最終日の1日は午後4時で終了。鑑賞は無料。

 

   来場歓迎看板です

 

 “市展”とは、市が主催する写真、工芸、絵画、彫刻、書道などの公募展の総称。市内で最も権威を有する公募展に位置付けられており、毎年開催、今年が第52回展です。

 応募作品数が多いことから三期に分け、本年度は5月から7月にかけて開かれ、すでに第1期展『写真の部』と『工芸の部』、第2期展『絵画の部』と『彫刻の部』が終了。現在、開催中の第3期展『書道の部』が最終展です。

 

          毛筆コーナーです

 

         硬筆コーナーです

 

 審査は、玄潮会会長で毎日書道会評議員、全日本書道連盟評議員などを担う石原太流さんと、日展会友、読売書法会理事、栴檀社理事長などを担う大石三世子さんに依頼。

 

         入賞者一覧

 

 毛筆部門の第一席、大賞に選ばれたのは大野紗希子(雅号・瑾華)さんの漢字作品『王安石詩』で、審査評は「流麗な美しい線条、自由自在な運筆は素晴らしい。その上、構成上の文字の大小、字形の変化が混然一体となり、充実感溢れた作で、大賞にふさわしい力作」。大野さんは大賞V2です。

 

毛筆部門大賞の大野さんの作品

 

 硬筆部門の第一席、大賞に選ばれたのは拾遺和歌集を作品化した岩崎香苗さんの作品。審査評は、「一点一画の存在感、表情があり、丁寧に書かれた骨力、強い作。行間に変化をつけ、洗練された線質はお見事」でした。

 

      硬筆部門大賞の岩崎さんの作品

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