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久々に、富士山に挑戦!

 先日、正確に記せば振替休日の9月24日の午後、富士山へ。登ってきたのではなく、行ってきました。あれこれ思うことがあっての富士山行、しばし雑文にお付き合い下さい。

 

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  富士山富士宮ルートの五合目で…

 

 富士市生まれ。一時期、進学で富士市を離れたものの就職時は第1次オイルショックでUターンしたことから、ほとんど富士市育ち。にもかかわらず富士山は未登頂です。

 

 もう40年余も前のことですが、前職のローカル紙の駆け出し記者時代、難度か登頂のチャンスがありました。

 当時の富士山のお山開きは、確か7月1日。現在、富士宮ルートの五合目までの富士山スカイラインは、登山シーズン中、マイカーが規制されていますが、当時は規制がなく、お山開きの日はマイカー使用の登山者で大混雑。それを後輩記者にバトンタッチするまでの数年間、取材した経験があります。

 五合目の駐車場に車を置いて登山道へ。樹木限界地となる6合目の少し手前で登山者を撮影。見出しは『富士山登山シーズン開幕』といった調子でした。

 

 写真現像、記事執筆があるため、そのまま山頂を目指すことは時間的に許されず。で、チャンスはあったものの未登頂でした。

 

 その後、日々、富士山を仰ぎ見て、その有形無形の恩恵を受けている富士市に住む者として「一度は登頂を!」と思い続けてきたのですが、歳月は流れ、いつしか還暦を過ぎ、著しく体力が低下。今となっては、「登頂を…」、その敢行は自殺行為と言わざるを得ません。

 

 こうした中での富士山行。登頂は無理でも、もう一度、富士山へ、その思いが募り、「マイカー規制(今年は7月10日〜9月10日)が解除され、紅葉シーズンの混雑も避けることのできる、この時期に…」と同居人(妻です)を誘っての富士山行でした。

 

 40年余前と同様、五合目に車を置いて登山道に入り、6合目へ、そして下山。時間にすれば1時間程度でした。

 この富士山行、ある決断を下したものの、35歳で服毒自殺した小説家、芥川龍之介の辞世の一文を借りれば「将来に対する、ただ、ぼんやりとした不安」、それを吹き飛ばしたい、そんな思いからだったのかもしれません。

 ぼんやとした不安を完全に吹き飛ばすことはできませんでしたが、久々に富士山の大自然にふれ、「トレーニングを積み、本格的な装備を用意、計画を綿密に立てて登頂を目指そう」、そんな気分になっています。

 

 五合目から六合目、その登山道沿いにタバコの吸い殻は多少見られたものの、至るところにゴミが散乱していた40年余前と比べ格段に違っていました。

 

「富士山は何も変わらない。変わったのは富士山の自然に対する私達の意識。世界文化遺産に登録されたことを契機に富士山の自然を守ろう、大切にしよう、そうした意識に変わったのではないか」

 

 そんなことを思い、何か、ある種の幸福感のようなものが澎湃(ほうはい)として湧き上がってきました。富士山の麓に住む富士市民であることを自覚、誇りに思う一瞬でした。

 

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         五合目の駐車場です

 

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      下界には雲海が広がっていました

 

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       五合目の標高は2400

 

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   登山道沿いにあるオールコックの登山記念碑です

 

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          六合目付近です

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