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感動の企画展『かぐや姫の里と白隠さん』開催中です

「自信をもってお届けする企画展。ぜひ、来館を…」と古い知人・友人の館長からSNSでメッセージが届き、「どれどれ」と、先日、開催会場の富士市広見公園内にある富士山かぐや姫ミュージアム(市立博物館)に行ってきました。

「自信をもって…」と言うだけに、白隠さんの偉大さを改めて認識する、感動の企画展、富士山世界遺産登録5周年記念展としての開催です。

 

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 白隠さん(白隠慧鶴)は、「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に白隠」と謳われ、500年に1人の名僧と称された臨済宗中興の祖。

 貞享2年(1686年)に東海道原宿に生まれ、全国各地を行脚した後、故郷の原宿の松蔭寺(しょういんじ)の住職を50年余にわたって務め、その間、請われて各地で講義を行っています。

 公権力に屈せず、大寺院の住職にも就かず、松蔭寺を拠点に清貧を貫きながら「人の道とは…」の民衆教化に務め、さらに、1万点余ともいわれる禅画や墨蹟(ぼくせき)をはじめ漢字、仮名などの作品を世に送り出した名僧としても知られています。

 

 明和5年(1769年)に遷化(せんげ)、82歳の生涯を閉じています。

 

 遺骨は、弟子達により松蔭寺のほか三島市の龍澤寺(りゅうたくじ)、そして比奈にあった無量寺(むりょうじ)の3カ所に分骨されています。

 

 現在、松蔭寺は白隠宗大本山、龍澤寺は禅の専門道場である僧堂を持つ名刹(めいさつ)として現存するもの、江戸時代を通して檀家のいない小さな禅寺であった比奈にあった無量寺は明治時代に入っての廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の嵐の中、明治7年(1874年)に廃寺となっています。

 その跡地は、「富士山の山頂に帰った」とされる富士市版のかぐや姫伝説発祥の地として公園化、「竹採公園」の名称が付けられています。

 

 企画展では、白隠さんの生い立ちを伝え、現存する作品を紐解きながら比奈の無量寺の謎を探っています。

 白隠さんが遺した作品も展示され、その中には無量寺、現在の「竹採公園」近くにある臨済宗妙延寺の観音堂に掲げられている『常念閣』と揮毫(きごう)した扁額も展示、一見の価値ありの感動ものです。

 

 人は誰もが生まれた時から死に向けて走り出しますが、この世を去った時、何を遺せるか、その遺すもので何が貴いか…、そんなことを考えさせられるオススメ企画展です。

 

 企画展『かぐや姫の里と白隠さん』は12月9日(日)まで。午前9時から午後4時30分。休館日は毎週月曜日。企画展を含め入場無料。企画スタッフの労作である展示解説図録も格安で販売。

 問い合わせは富士山かぐや姫ミュージアム(筍娃毅苅機檻横院檻械械牽亜法

 

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(※)企画展は写真撮影が禁止されていましたので、アップした展示作品は許可を得て展示解説図録から転写したものです。

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