毎年この時期、あれこれと多忙、時間に追われる日々を過ごしていますが、忙中閑ありで、先日、心がホッカホカになるひと時を過ごさせてもらいました。
今年も所在区の富士市鷹岡地区の福祉推進会(佐野康雄会長)が4会場で開いた『ふれあい昼食会』が、それ。一人暮らしの高齢者などを招いてのふれあいイベントで、来賓として招かれた会場では、昼食に加えて工夫を凝らしたお楽しみコナーも設けられ笑顔が満開でした。
厚原西区会場で主催者挨拶を述べる佐野会長です
今年のふれあい昼食です
富士市では、市社会福祉協議会が1988年(昭和63年)から地域に根差した市民主体の福祉活動の活性化を目的に、まちづくりセンター(小学校区)単位で福祉推進会の発足をアプローチ。すでに市内全地区に福祉推進会が誕生し、地域に根差した、さまざま福祉活動が繰り広げられています。
鷹岡地区の福祉推進会では、誕生以降、活動の柱として、この時期に一人暮らし高齢者などを招待しての「ふれあい昼食会」に取り組み、今年で17年目を迎えています。
対象者が多いことから地区内を4ブロックに分けて開催。そのちの1つ、自分の所在区である厚原西区は公会堂を会場に開き、スタッフを含めて50人余が集い開始午前10時30分に開始。
昼食の前には、たかおかこども園の年少児による歌の手遊びゲーム、さらに隣接区(厚原東区)在住のアマチュア落語家、山遊亭猿楽さんが広く知られた古典落語の演目『時そば』を披露。実際と同じように麺を勢いよくすする場面、巧妙に勘定をごまかす場面などの見せ場では会場が笑いの渦となりました。
園児が来場しました
ふれあいタイムです
笑顔がこぼれました
三遊亭猿楽さん、熱演!
昼食では、弁当に加えて民生児童委員や健康づくり推進員など女性スタッフ手作りの豚汁も用意され、味は、もちろん「最高!」。
ここしばらく公私ともに時間に追われ、思考回路がメチャメチャで、「ここは何処?」「僕は誰?」なんて自分を見失うことも多かった中、ゆっくりとした穏やかな時間が流れる、ふれあい&笑顔の昼食会で、明日からのエネルギーをいただいきました。
関係者の皆さま、ご苦労様でした。そして、ありがとう、ございました。