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凄いぞ!、富士市のまちづくりセンター(富士南)

 先日、所属する富士市議会の会派「凜(りん)の会」の会派研修で昨年7月に移転改築した富士南まちづくりセンターを視察、まちづくり課職員とセンター長の案内で外観と内部を見学させていただきました。思わず出た言葉は「凄いぞ!、富士市のまちづくりセンター」でした。

 

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           センター外観

 

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            駐車場です

 

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              見取り図

 

 富士市は、小学校単位に地域単位のまちづくりを基軸とした活動拠点のまちづくりセンターが設置されています。

 小規模自治体は別として富士市のような規模では全国的にも珍しく、数年前に視察で訪れた「地域まちづくりの先進都市」とされている北海道札幌市では中学校区単位での設置。しかも視察に訪れたまちづくりセンターは小中学校の統廃合による校舎を再活用したものでした。

 

 富士市の小学校単位での設置には長い歴史があり、市民の中には「当たり前の公共施設」、そんな受け止め方もあるようですが、全国に誇れる公共施設整備施策、そう自負していいものです。

 

 さて、本題。富士南まちづくりセンターは、富士南小学校西側にあったセンターが老朽化、手狭になったことから富士南中学校北西側の社宅跡地を取得して改築したもので、開館・業務開始は2018年8月1日でした。

 

 規模は、敷地面積2809平方叩鉄筋コンクリート造り2階建てで、その延床面積は1197平方叩7物本体の工事費は4億6千万円余です。

 

 外観は、新興住宅地でモダン、スタイリッシュ、ナチュラルなどの住宅が多い地域性を踏まえて外観色彩の調和を図っているほか、内部は、良く言えば「重厚長大」、そうでない言い方をすれば「無駄が多い」とされた公共施設から決別。機能性を重視しており、時代ニーズにも対応、そんな印象を受けました。

 

 具体的に記せば、玄関フロアが開放的であり、個室タイプの授乳室も設けられていました。

 

 視察中に作業をしていた生涯学習推進会の人達が「市議会議員の視察」と知ると、「立派なセンターを造ってもらって、ありがとう、ございます」の言葉を受け、予算審議をしただけなので、ちょっと返答に困ってしまいました。

 

 広大な社宅跡地を取得しての移転改築で、残地となったセンター西側は、現在、公園化整備が進められており、公園とセットとなった市内初のセンターとなります。

 

 ゴチャゴチャ記すより、写真でご覧いただいたほうがセンターの状況が分かると思いますので、アップします。

 

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           玄関ホール

 

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           図書コーナー(1F)

 

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  防音機能を持つ大会議室の入口(1F)

 

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              調理室(1F)

 

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              エレベーター

 

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            多目的トイレ(1F)

 

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              授乳室(1F)

 

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          多目的室(2F)

 

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           和室(2F)

 

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         西側で進む公園造成工事

 

 

【次は岩松まちづくりセンターの移転改築です】

 

 市内26のまちづくりセンター中、老朽化や手狭などで全面改築が求められているのは岩松まちづくりセンターのみとなっています。

 

 それも岩松小学校西側の現在地から道路一本隔てた場所への移転改築が決まり、2018年度から2019年度にかけて基本設計と実施設計に取り組み、2020年度から建設に着手することになっています。

 

 まちづくりセンターの全面改築にあたって市は地元の要望を受け止めると共に建設地との調和も図っています。

 

 例えば、2010年10月に旧峰ヶ丘市営住宅跡地に移転改築、オープンした鷹岡まちづくりセンターは、地区内に1890年(明治23年)に操業を開始した機械製紙発祥の地を今に伝えるレンガ造りの工場が現存していることから、その歴史継承の願いを込め外観をレンガ風タイルとしています。

 

 また、2015年4月に民有地を取得して交流プラザ北側に移転改築、オープンした富士駅北まちづくりセンターは、商業地域にあることから、その外観はガラス面を多用したモダンアート的なものとなっています。

 

 そして富士南まちづくりセンターは、その外観の色彩を新興住宅地との調和を図っています。

 

 2、3年後に誕生することになる新岩松まちづくりセンターが、どんなセンターになるのか…。岩松は自分、海野しょうぞうの出身地だけに気になり、楽しみですが、所帯を持った時に鷹岡に居を構え、すでに40年余を経過しており、「私見を述べるのは我慢、ガマン、がまん」です。

 

 

【今後、ソフト面で問われる地域力】

 

 富士市のまちづくりセンターは、ハード面は着々と整備が進められてきましたが、今後、ソフト面では大きな課題があります。

 “地域の力こぶ増進計画”の愛称が付けられた持続可能な地域コミュニティづくりを目的に掲げた富士市まちづくり活動推進計画第2次実施計画で、現在、市直営のセンター管理・運営も、民間活力を導入する指定管理制度に移行、その指定管理者の器を企業やNOP法人、社会福祉法人などではなく各地区に組織されているまちづくり協議会にしていく方針が打ち出されているためです。

 

 第2次実施計画は、2017年度から2020年度までの4カ年で、検討、研究を重ね、2021年度からモデル地区などを指定して段階的に指定管理者=まちづくり協議会にセンターの管理・運営を委ねていく予定です。

 

 今後、紆余曲折も予想されますが、住民が主体的になっての持続可能な地域コミュニティづくりの推進だけでなく、現在の市直営に比べて人件費を主軸に大幅な公費の抑制にも連動することから流れとしては前進。指定管理者に…という同一課題なだけに各地区の取り組み状況は地域力が問われることになりそうです。

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