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富士山の土砂対策と噴火対策を学ぶ講演

 きょう2月28日夜、所在区の富士市鷹岡地区のまちづくりセンターで富士山の土砂対策と噴火対策を学ぶ講演会が開かれました。地区住民の1人として参加し、改めて自然災害の脅威と対策の必要性を痛感、さらには「自然災害に対する知識の習得も重要な防災となる」、それを感じ取った貴重な一夜でした。

 

 主催は、まちづくり協議会(松田幸雄会長)。年1回開いているまちづくり講演会としての取り組みで、講師は国土交通省中部地方整備局富士砂防事務所の杉本宏之所長、演題は『富士山における土砂災害対策と噴火対策』でした。

 

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           講師の杉本所長

 

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          講演会会場です

 

 実は、今年の講演会のテーマを“防災”とする中、「あれこれ候補にあがったものの『これだ!』というものが見当たらい。何かない?」と問われ、「ならば…」と提案したのが今回の講演会。昨年11月に富士市議会の議員仲間で富士砂防事務所を訪問、現地も視察し、「河川流域の人達が富士砂防事務所の取り組みを知れば防災力のアップになるのでは…」、そんな思いからの提案でした。

 

 杉本所長は、動画も組み込んだパワーポイントで講演を進めました。

 

 土砂災害対策では、大沢崩れだけでなく富士山の斜面には頻繁に土石流が発生、その砂防事業が広範囲で行われていることを解説。大沢崩れの影響を受ける潤井川上流の砂防事業のみならず、鷹岡地区を南北に流れる凡夫川の上流でも砂防事業を行い、下流流域の安全に結び付けていることを伝えました。

 

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 一方、噴火対策では、富士山の噴火の歴史と被害を紐解きながら溶岩流や降灰、火砕流、融雪型火山泥流など火山災害の種類を解説。さらに、火山のできかたや噴火の仕組みも解説し、その上で富士山が噴火し、象徴的な火山災害である溶岩流が発生した場合、どのような経路と時間経過で被害をもたらすのかを3次元シミュレーションで示しました。

 解説によって火山災害は避けられなくとも、被害と、その時間経過を知ることによって避難=人命を守ることができる、それを容易に掴み取ることができるものでした。

 

 この噴火対策では、まちづくり協議会のリクエストに応える形で巨大地震と噴火の関連についての解説も組み込まれました。

 

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 きょうは、生憎の雨模様、目標とした「100人」には届かなかったものの80人余の参加があり、講演内容の濃厚さが示される形で講演後には質問が相次ぎました。

 

 参加者の確かな反応にまちづくり協議会の松田会長は、「富士砂防事務所が取り組んでいる事業が私達の生活の安全に結び付いていることが十二分に理解できた。富士砂防事務所関連の国家予算が削られるようなことがあったならば、この鷹岡地区あげて国に反対、予算復活の意見を述べる、そんな風土づくりの確かな一里塚になったはず」と話し、講演提案者としては「貴重な一夜」、そして「嬉しい一夜」でした。

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