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今時の高校の授業、そして今時の高校生は…?

 先日(5月27日)、富士市立高校へ市議10人で行ってきました。社会探求授業の一環で「模擬議会」に取り組んでいる総合探求科の3年生が今後、予定している条例・法案に賛成の与党と反対の野党に分かれての審議と採決に向け、市議から意見とアドバイスを…、そんな要請を受けての授業参加でした。

 今時の高校の授業、そして今時の高校生が何を考え、社会を、どう見ているのかも知ることができた貴重な体験でした。

 メディアの注目も集める試みで、購読紙(静岡新聞、富士ニュース)にも掲載されました。

 

ブログDSC06337.JPG

 静岡新聞の掲載紙面です

 

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富士ニュースの掲載紙面です

 

 もう半世紀も前ですが、自分が学生時代の「学校の授業」といえば教諭をパイプ役にして教科書から学ぶことに徹し、今回、臨んだ「模擬議会」のように、設定したテーマをもとに自ら考え、意見を述べ、主体的に行動できる人間を養成する主権者教育はなかったように思います。

 

 もちろん、「模擬議会」には、条例・法案の審議を通して「政治への関心が高まってほしい」、そんな学校側の狙いがあるのも想像に難くないことです。

 

 生徒が協議、採用した審議する条例・法案は2つのクラスを合わせて次の7案でした。

 

 ➀高齢者運転免許返納義務法案

 ■隠減仞人式開催条例案

 H容整形許可に向けての高校校則改正案

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 テ雲結婚法案

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 Ы性天皇制法案

 

 生徒は、与党、野党に分かれ、自分が担当したのは➀高齢者運転免許返納義務法案の与党グループと、■隠減仞人式開催条例案の野党グループでした。

 

 そのうち、➀高齢者運転免許返納義務法案は、近年における高齢者ドライバーの事故増加を受けてのもので、法案賛成の与党の立場を選択した生徒は、事前に新聞記事やネットなどで情報を入手、多角的複眼思考をもって考察してきた証左として「法案の上程にあたっては公共交通の充実や返納者に対する公共交通利用に向けの支援も絡めていく必要がある」といった意見が出されました。

 

 生徒の意見を受けて「返納を義務付ける高齢者の定義は…?」を質問。生徒からの返答は「75歳以上」でした。

 

 そこで、「運転能力と年齢には個人差があり、年齢をもって返納の対象者を決めるのは無理があるのではないか」と述べ、さらに「高齢者の免許更新は厳しくなっており、返納を義務化しなくても、更新審査の見直し、強化により法案の本質的な狙いである高齢者ドライバーの事故は抑止することができるのではないか」との意見を述べてきました。

 

 さらに、法案に“義務”という文言が使用されていること対し、「基本的人権である“自由”の対局にあり、今後の審議では法案反対の野党グループから高齢者の運転免許返納云々を超えた基本的人権を侵害する、といった二の句を告げなくなるような強烈な反撃を受けることが予想される」と伝え、「義務法案を推進法案とする一部修正案を用意しておくことも必要かもしれない」とアドバイス。

 

 1時間の授業の終盤は、あれこれと雑談。「おじさん、幾つに見える」に対しては「60歳くらい」と、心が弾む、うれしい言葉をいただいたものの、そう遠くないうちに生徒が描く高齢者ゾーンに入ることから「AI社会が進み、事故ゼロの自動運転社会になってほしい。次代を担う皆に期待していると」の言葉を置いてきました。

 

 指定されたグループではなかったため生徒の考察を聞くことはできませんでしたが、美容整形許可に向けての校則改正案や婚姻率の上昇も視野に入れた独身税法案などに興味があり、今後の審議における与党、野党、それぞれの主張、そして最終場面である採決の際に今時の高校生が、どう判断を下すか、「傍聴したい」、そんな思いです。

 

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