<< 今時の小学校の運動会は…(鷹岡小学校版) | main | ささやかですが、ハンディを持つ人達の社会参加をサポート >>
7月は「社会を明るくする運動」ですが、その成果は…?

 7月は“社明(しゃめい)運動”とも呼ばれる“黄色い羽根”をシンボルとする「社会を明るくする運動」の強調月間。本業(富士市議会議員)の合間を縫って運動推進団体の富士地区保護司会に所属する者として、あれこれ準備に追われています。殺伐した事件・事故が相次ぐ中、「運動の成果を出したい」、そんな思い、願いを込めて…。

 

ブログDSC06360.JPG

      社明運動のシンボル、“黄色い羽根”です

 

 社明運動は、全ての国民が犯罪の防止と犯罪者の矯正および更生保護についての正しい理解を深め、進んで、これらの活動に協力するよう全国民に呼びかける、法務省が主唱する全国的な運動。今年で69回目を迎えました。

 

 富士市では、『犯罪や非行を防止し、立ち直りを支えるチカラ』をスローガンにして推進委員会が組織されており、その推進委員長は市長。市と市教育委員会が実施主体で、これに推進団体と協力団体が加わり、推進委員会の構成団体は38団体を数えています。

 

 5月31日には、消防防災庁舎7階の大会議室で今年の運動に向けての初会合が開かれ、構成団体が38団体を数えていることから200人余が参加、運動初日の7月1日に市内18会場で街頭啓発を行うなど協調月間中に取り組む事業を決定しました。

 

ブログDSC06356.JPG

31日に開かれた総会で挨拶を述べる推進委員会委員長の小長井義正市長

 

ブログDSC06358.JPG

     総会で配布された今年の社明運動の資料です

 

 しかし、です。

 

 この社明運動、自分が所属する保護司会は推進委員会の構成団体の1団体に過ぎないのですが、犯罪や非行に陥った人の更生と社会復帰の支援を任務とする保護司業務と運動目的が合致していることもあってか伝統的に保護司会が中心となって取り組んでいます。

 

 ということで、「あれこれ準備に…」です。

 

 その準備、1日の街頭啓発に向けての啓発資材の調達やまちづくりセンターへの横断幕の設置。さらに保護司会は支部単位でミニ集会などの開催も求められ、鷹岡・天間地区在住の保護司7人で組織する鷹岡支部では7月5日(金)午後7時から鷹岡まちづくりセンターで『朗読と講演の夕べ』を開くことになっています。

 

 朗読は、更生保護女性会が読み手となっての奈良少年刑務所発行の詩集『世界はもっと美しくなる』より、講演は富士市の森田嘉幸教育長に講師を依頼。演題は『子ども一人一人が輝く教育を目指して』。聴講は無料です。

 

『朗読と講演の夕べ』は、区長会の協賛を得て周知チラシを作成、それを全戸配布するほか小中学校を通して児童・生徒の保護者に聴講を呼び掛けることになっており、印刷の終了を受けて2日の日曜日には鷹岡まちづくりセンターをお借りして区(町内会)別、学校クラス別の配布作業に取り組んでいます。

 

ブログIMG_0318.jpg

保護司会鷹岡支部が取り組むミニ集会の周知チラシです

 

 延々と続く、その作業中、ふと「これまでの社明運動の成果は、いかがなものか」、そんな思いが…。殺伐した事件・事故が相次ぎ、それを伝えるメディアの場面、活字が脳裏に焼き付いていることによる思いですが、「では見直しを」となっても、凡人には効果が期待できる代替案を見出すことができません。

 

 悶々とする中、南米のアンデス地方に伝わる話を明治学院大学国際学部教授の辻信一さんが訳し、辻さんの監修で2005年に光文社から出版されている『ハチドリのひとしずく』の一文を噛みしめています。

 

 森が燃えていました

 森の生きものたちは

 われ先にと逃げていきました

 でもクリキンディという名のハチドリだけは

 いったりきたり口ばしで

 水のしずくを一滴ずつ運んでは

 火の上に落としていきます

 動物たちがそれを見て

 「そんなことをして いったい何になるんだ」

 といって笑います

 クリキンディはこう答えました

 「私は、私にできることをしているだけ」

| - | 08:27 | comments(0) | - |
コメント
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT