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富士市展の写真の部で知人の斉藤伸也さんが大賞

 “まちの芸術家”の作品発表の場である富士市の市展の写真の部が先ごろ、ロゼシアター展示室で開かれ、審査の結果、第1席の大賞に、知人で、“人生の範”としている鷹岡地区久沢北区にお住まいの斉藤伸也さんの作品『緊迫の一瞬』が選ばれました。

 会場で受賞作品を前にして万感胸に迫るものがあり、周囲を気にせず、「やった!」と快哉を叫んでしまいました。その理由を徒然なるままに…。

 

ブログIMG_0333.jpg

       斉藤さんの大賞受賞作品です

 

 市展とは、市が主催する写真、工芸、絵画、彫刻、書道などの公募展の総称。富士市で最も権威を有する公募展に位置付けられており、毎年開催。今年が第53回展です。

 応募作品数が多いことから三期に分け、本年度は5月から6月にかけて開かれることになっており、写真の部は第2期展で、応募点数は101点でした。

 

 東京都写真美術館学芸員の伊藤貴弘さんに審査を依頼。

 第1席の大賞に輝いた斉藤さんの作品『緊迫の一瞬』の審査評は、「画面いっぱいに花火の迫力が伝わってくる作品。被写体の男性や火花の動きで、その場に漂う緊迫感も上手く表現され、観るたびに、その場にいるような感覚になり、様々な感情が湧き起こる」でした。

 

 作者の斉藤さんは、富士市を代表する写真家の一人。企業戦士として活躍した後の人生、それまで趣味の範囲を余儀なくされた撮影活動に全力を投入しています。

 ひと回りまではいかないものの自分より、かなり年上ですが、撮影活動からあふれ出る熱意や意欲の面では完敗、そんな情熱的な方です。

 

 自分は前職がローカル紙の記者、市議に転身してからもブログとフェイスブック用に常にカメラを持参していることからイベントなどでお会いすることが多く、あれこれ気軽に会話する仲となっていますが、そんな中、ここ数年、宿痾(しゅくあ)と闘いながら撮影活動を続けていることを知りました。

 

 ようやく訪れた退職後の写真三昧の新たなライフステージに襲いかった病との闘い。ある時、「大病を患ったことで一日一日を大切に生きることの尊さを自覚させられた」、この自覚から「しっかりとした作品を後世に残したい」と話されました。

 

 写真を趣味としている方なら分かると思いますが、時として、あれこれ迷い、シャッターを押すことができないことがありますが、斉藤さんは、どのような場面でもシャッターを押し続けています。

 これまで斉藤さんが世に送り出した作品は、親子のふれあいなどをショットしたものが中心で、そこに流れる写真家としてのコンセプトは「何気ない日常の中に幸福がある」と思っています。だからこそ、どのような場面でもシャッターを押し続けることができるのかもしれません。

 

 写真という芸術文化を「自分の生きた証」、そして「幸福感を見出す手段」、そんな高尚な思いに至るには、「自分は、まだまだ修行が足りん」、それを改めて思う一夜です。

| - | 20:28 | comments(0) | - |
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