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産業文化都市・富士市パート4(遊び心タップリの今泉橋)

 根方街道と接続する富士市の市道今泉3丁目7号線。今泉湧水群を水源とする県管理の1級河川、田宿川を横断、そこにある橋が実にユニーク、公共施設への文化の香り付けに加え、遊び心も盛り込みながら、1990年代、多くの日本人が心を躍らせた時代を今に伝えています。

 

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 この橋の名は『今泉橋』で、欄干には、それを伝える金属板が掲げられています。今泉地先であることから橋名は「可もなく不可もなし」といったところ。

 実にユニーク、それは欄干部分のレリーフです。欄干には『平成九年七月完成』と記された金属板も設置されていますが、これがなくてもレリーフは、その時代を伝えています。

 

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平成九年は西暦1997年ですが、1993年に公開されたアメリカ映画『ジュラッシックパーク』の影響や、日本では発掘されることが少なかった恐竜化石が各地の地方自治体や博物館による計画的発掘によって続々と発見されたこともあって恐竜の存在を身近に感じさせ、一気に恐竜ブームに…。1997年頃が、そのピークに…。

 

 また、1997年は「20世紀で最も広く観測された」といわれるヘール・ボップ彗星が地球に大接近した年でもあり、彗星核は50劼廼砲瓩涜腓く、これまで観測された彗星の中で最大級とされています。

 約3カ月もの間、肉眼でも見える状態が続き、写真を撮ると、尾が明るく長く写り、白いダスト・テイル(塵の尾)と、青いイオン・テイル(イオンの尾)をはっきりと区別することができました。

 巨大な、光を放ち続けるヘール・ボップ彗星の出現は、「彗星に続いて宇宙人の宇宙船がやってくる」といった噂も世界各地であがったほどでした。

 

 欄干には、その恐竜と地球に大接近するヘール・ボップ彗星を漫画タッチで表現したレリーフが取り付けられており、長い間、風雨にさらされて色褪せているものの、今でもはっきりと確認でき、そこから多くの日本人が心を躍らせた時代も見えてきます。

 

 このユニークな試み、若手職員のアイデアだったと言います。「良き時代」、それも伝えています。

 

 写真撮影のため橋の上に立ち、「良き時代」を確認していると、『静岡県のみずべ100選』に選ばれた田宿川の清流にふれた風が全身を包み込み、ある種の幸福感を覚えました。それは、産業文化都市・富士市の再発見、そんな言葉にも置き換えられるかもしれません。

 

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