今年も「まちの芸術家、大集合」といった感じで10月1カ月間にわたって富士市蓼原町のロゼシアターを会場に「市民総合文化祭」(市主催、文化連盟主管)が繰り広げられています。
市議会9月定例会も閉会したことから、あれこれ案内状を受けていたので「きょう11日午後から12日、13日の3日間はロゼに…」と決めていたのですが、午後に会場に着くと関係者が「台風により明日12日と明後日の13日は、ステージ、展示とも中止と決まりした」。
接近している台風19号、テレビ局によっては「史上最大クラスの台風」と呼んでいるだけに、「安全確保が第一、中止も止む無し」です。
そんなことから予定完遂の、きょう11日午後、「中止の分まで…」とじっくり、ステージ、展示を鑑賞してきました。
ステージは、「民踊」が午後1時から中ホールで、「マジックと新舞踊」が午後1時30分から大ホールで、「ミュージックコレクション」が午後6時30分から小ホールで…。
ラストに『富士山』を合唱。掲載は主催者の許可を得てあります
一方、展示は、前期展示会として1階のガレリアで「盆栽」、展示室で「洋画」「陶芸」「書道」「フラワーデザイン」「絵手紙」の作品展が開かれていました。
午後から開始した鑑賞の終了は午後9時少し前。小ホールでの「ミュージックコレクション」で、ラストでは出演者全員が来場者に「ご一緒に…」と呼び掛けて『富士山』を合唱。
もちろん、自分も、その場の雰囲気から、それなりに熱唱。
ただ、日頃、「お天道様が西から昇ることがあっても私が人前で歌うことはない」と言い放っているほど“音痴”を自覚していることから、ほとんど口パクでした。
帰り際、ロゼと中央公園を結ぶ歩道橋でのこと、振り返ると、昼間とは、また違った幻想的なロゼが浮かんでいました。その情景は、寂しくもあり、何か中止の暗示的なことを感じ、不思議な気分でした。