<< 新年を前にピッカピカに…、まちづくりセンター大掃除 | main | 『2019富士山女子駅伝』、あす30日午前10時にスタート >>
我が家の愛犬ペコ、死の淵から奇跡の生還をするも…

 すでに過去形になりますが、我が家には真っ黒な毛がフサフサのミニチュアシュナウザー種の小型犬がいました。名前は“ペコ”、室内で飼っていました。

 2日前に昏睡状態の死の淵から奇跡の生還、長年住んだ我が家の隅瑞を記憶にとどめておきたかったのか、よろけるような状態であったものの立ち上がって室内を歩き出しました。

 奇跡的な現象に家族は喜んだのですが、それも束の間、夜に再び昏睡状態となり、昨日の朝方、1時間ばかり痙攣が続いた後、静かに息を引き取りました。

 今朝、娘達が火葬するためペット霊園に向かいましたが、愛犬の死を受けて「たかが犬、されど犬」を思っています。

 

ブログIMG_0676.jpg

 

ブログIMG_0684.jpg

 

ブログIMG_0693.jpg

 

 “ペコ”の飼い主は次女。であるものの仕事の関係で富士と東京の生活が半々。で、一家全員の愛犬となっていました。

 

 ミニチュアシュナウザー種の平均寿命が「12年」とされている中、飼育14年を過ぎた今春以降、加齢によって目が白濁、音と嗅覚を頼りの行動となり、エサは犬の優れた嗅覚をもってエサ皿に一直線で向かうものの、オシメマットの場所を間違え、時々、フロアに粗相(そそう)をすることも…。

 

 9月になって立ち上がれなくなりペット病院へ。診断は脳梗塞でした。

「もっと生きたい」と思ったのがエサを食べるようになり、どうにかヨタヨタであったものの歩けるようにもなり、曲がっていた首も徐々に治ってきたのですが、もはや粗相をしても叱りつけることができない憐憫の情を駆り立てる状態。おしめを付けての生活となっていました。

 

 1週間前からエサや水を受け付けなくなり、連日、妻と娘達が交代でペット病院に連れていき、点滴を打ってもらっていたのですが、やがて昏睡状態に…。

 

 2日前、昏睡状態から家族が「死の淵から奇跡の生還」と思ったのは、亡き母を見送った経験から「多分、人でいえば死を間近にした人の中治(なかなお)り現象」と思い、“ペコ”が我が家で暮らしたことの思い出づくりとして急ぎ撮影、それが、ここにアップした写真です。

 

 中治り現象とは、一時的な回復。意識がもうろうとし、口にいっさい食べ物を入れない状態の患者が突然、目をパッチリと開け、「水を飲みたい」「アイスが食べたい」などと訴え、歩き出す事も。

 死の淵からの生還ではなく、欧米では「last rally(ラスト ラリー)」と呼ばれ、日本語に訳すと「最後の回復」。死に近づくと、寿命が尽きようとしている細胞を守ろうと体のあらゆる器官が懸命に努力を始め、「脳内麻薬」と呼ばれる微量物質を分泌、一時的に回復するものとされています。

 犬にもそのような機能があると思い、家族には、「お別れのために“ペコ”が最後の生きる力を振り絞ったんだよ。もう、静かに見送ってあげな」と話し、事実、その通りになりました。

 

「たかが犬、されど犬」、我が家の愛犬“ペコ”は、家族にたくさんの楽しい思い出を残してくれ、とりわけ死と初めて向き合った中学1年男児と小学2年女児の孫2人には、「全てのものには避けられない寿命があり、故に一日一日を大切に過ごさなければならない」、そうした貴い教えも置き土産にして旅立った、そう思っています。 

 

 しかし、偉そうに達観したような事を記し、「平均寿命以上だったんだ」と自問自答するも、「たった14歳9カ月6日間しか生きれなかった娘を見送った」、そんな思いが募る辛い別れです。

 

ブログ正解2019122720191227.jpg

この一家のイラストは娘達の知人が数年前、年賀状用に作成してくれたものです。”ペコ”も描いてくれました。

| - | 11:14 | comments(0) | - |
コメント
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT