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大切にしたい伝統祭事の「どんどん焼き」

「どんどん焼き(どんど焼きとも)は14日、サルのケツは真っ赤々…」と子供の頃、小正月に行われる火祭り伝統祭事の「どんどん焼き」を楽しみにしていたものです。

 もう半世紀も前のことですが、「どんどん焼き」は子供達にとって一大イベント。神社境内や田んぼを会場にして開き、数日前から準備を進めて地区内で大きさを自慢するおんべこんべ(家内安全や商売繁盛、子孫繁栄を祈る大小三本の竹)を立て、集めたお飾りを悪ガキに盗まれないように前日は神社の軒下で寝ずの番をしたり…。

 もちろん、開催日は14日で、夕刻から開始していました。

 

 時代は変わり、富士市内でも、その内容や開催日が変化。大仕事であることに加え、材料の入手が難しくなっているおんべこんべを立てる地区が少なくなり、開催日も多くの人が参加しやすい当たり日の14日前の土曜日や日曜日の昼間に開くところが多くなっているようです。

 

 私の所在区である鷹岡地区の厚原西区でも、きょう1月11日の土曜日午後1時から二か所で開催。孫を連れて出掛けたのですが、内容や開催日が変わっても、会場には伝統祭事を大切にする心が交差、違った面での感動もありました。

 

 子供会が主体となっての開催で、子供のお父さんやお母さん方に加えて区役員や伝統祭事を愛する長老も進行や片づけなどに参画。訪れる人達には、区の助成を受けて子供会役員が豚汁やジュース、お菓子などをサービス。

 変化は、決して後退でなはない、それを実感したひと時でした。

 

 私事になりますが、今年の「どんどん焼き」には、昨年4月の市議会議員選挙で幼馴染みの親友が寄せてくれた必勝だるまを会場に運び込み、満願成就に感謝しつつ昇天を見届けました。

 

 これからも、この良き伝統が未来永劫に続いてほしいと願っていますが、年々、来場者が少なくなっています。

 伝統催事に対する意識が希薄化、これにお飾りを掲げる世帯の減少も絡まってのことかもしれません。

 この現実に対し、「伝統催事は、その時代の風土や生活の中から生まれたものであり、風土や生活が違ってくれば衰退するのは当然」という意見もありますが、私は、「伝統祭事には古(いにしえ)の人々の智恵があり、メッセージもある」と受け止めています。

 さらに、どんなに近代科学が発達しても、伝統祭事に込められた「祈り」といった部分は近代科学が及ばない分野であり、未来永劫に受け継がれていくべきものだと思っています。

 

 なんて小難しいことを記しましたが、伝統祭事は、「流れる時間の中での節目」であり、「多くの人が気兼ねなく集まる場所」であり、ただそれだけでも受け継がれていく意義がある。人生には、そんな何気ないことが大切だと思っています。

 

(※)以下にアップした写真は、所在区の厚原西公園会場、雲雀ケ丘公園会場の順です。

 

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