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富士市の森林墓園、桜花の絨毯、そして桜吹雪へ

 先週の土曜日(4月11日)、富士市桑崎にある市が管理する市営霊園の森林墓園へ同居人(妻です)と孫を誘い、行ってきました。「分家の身、故に永眠の墓地探しの参考に…」ではなく、生前、親しくお付き合いさせていただいた、Iさん夫妻の墓参です。

 市街地では、すでに春を謳歌する桜が満開期を過ぎていますが、森林墓園は富士山の麓とあって訪れた時が満開。今週月曜日(13日)は終日にわたって降雨でしたので、今は、桜花の絨毯(じゅうたん)と桜吹雪が迎えてくれると思います。

 

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 森林墓園は、富士市が将来の墓地不足に対応するために1998年度(平成10年度)に着手。建設地は、市の特定財産である内山財産を中心とした同市桑崎で、全体面積は14・3如

 建設基本方針には、「墓地の諸施設は周囲に影響を及ぼす環境などを考慮し、風致美観に留意しながら先祖の霊位の安住の地として計画の推進を図る」を掲げ、2007年度(平成19年度)に全区域の工事が完了、5,000区画が誕生しています。

 広大な面積の墓園内には、多くの桜の木が植栽されていますが、墓園とあって富士市の桜の名所として売り出すことはなく、“隠れた桜の名所”といったところです。

 

 この地に眠るIさんは、前職時代のボランティア活動仲間で、消費者運動にも意欲的に取り組み、市議会議員も担った方でしたが、2008年(平成20年)9月に死去、享年74歳でした。

 “慈愛”と刻まれた墓碑は、Iさんの死後1カ月後に富士市の職員だったご主人が建立されたもので、そのご主人も2014年(平成26年)1月に亡くなっています。享年78歳でした。

 

 今回の墓参は、新型コロナウイルスの汚染拡大が続く中、富士市でも行事の中止が相次ぎ、自分の時間が持てることから「一度、行かなくては…」、その思いからでした。

 

「5,000区画もある広大な墓園、探すのが大変かもしれない」と思っていたのですが、入口の近く管理棟に出向くと職員の丁寧な応対を受け、埋葬者、墓参者の氏名、住所を記入する用紙を手渡され、記入して提出するとIさん夫妻の墓を示す区画地図をプリントして下さりました。

 

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 Iさん夫妻の墓は、管理棟近くにあり、線香を焚き、追悼の意を捧げたのですが、「いつか墓参に…」と思いながら長い歳月が過ぎたこともあって短時間で立ち去ることに、いいようのない罪悪感のようなものを抱き、車で墓園の最上部へ。俯瞰する墓園全体が桜色に染まっていました。

 

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 別段、開花に合わせての墓参ではありませんでしたが、桜色一色の情景と「遅かったじゃないの」と言いながら笑みを浮かべるIさん夫妻の面影が重なり、ふと、「Iさん夫妻が桜花を満開にして迎えてくれたのでは…」、そんな思いがわき上がってきました。

 

 新型コロナウイルスの汚染拡大という厳しい現実の中でも、人として歩む道を見失ってはいけない、受けた恩は忘れてはいけない、そんなことを教えられ、自覚した1日でした。

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