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公共交通の柱、路線バスの重要性を体験的に実感

 先日、東海道新幹線を使用しての会派研修があり、その事前準備の際、「新富士駅まで公共交通を使ってみよう」との声があがり、瞬時、戸惑いがあったものの公費投入をもってバスや電車など公共交通機関の存続を図っているだけに「体験して重要性を確認することも必要」、さらに「老いては子(後輩議員)に従え」との思いもあって賛同、挑戦してみました。

 自宅から徒歩、そして路線バスを乗り継いでの新富士駅行で、感想は、「時間も正確、案外、楽じゃん」でした。

 

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 新富士駅での乗車は8時08分発の下り『こだま号』。それに間に合うための居住地である鷹岡地区からの路線バス経路を事前にネットで検索すると、最寄りの鷹岡中学校前バス停6時59分に乗車。終点の富士駅北口着は7時19分で所要時間は20分。乗り継ぎが必要で富士駅の空中通路を利用して南口発7時30分の新富士駅行に乗車。所要時間は7分で、新富士駅着は7時37分。
 ネットでは、区間の料金も紹介されており、鷹岡中学校前バス停から富士駅北口までが340円、富士駅南口から新富士駅までが170円で合計510円。往復になると1020円ということになります。

 

 社会人1年生からマイカー族。バスの乗車は、視察やイベント(「植樹祭」など)で経験はあるものの、社会人となってからの路線バスの乗車は記憶に残っていないほど久々。

「乗り遅れては…」との不安から自宅を早目に6時30分に出て乗車場所である鷹岡中学校前バス停へ。バス到着より15分前でした。

 時刻表に示されていた6時59分になってもバスが見えず、少々、焦ったのですが2分遅れで遠方にバスを確認。何と、自然に両腕を高々と上げ、激しく振って乗車意思を発信。その甲斐あって…?、無事乗車し第一関門をクリア。

 早朝だったこともあって順調に走行。中型バスで乗車は途中乗車組を含めて10人でした。

 

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 終点の富士駅北口には2分遅れで到着するも、乗り継ぎまで8分ほどあり、焦ることもなく富士駅の空中通路を利用して南口へ。すでに新富士駅行の小型バスが停車しており、定刻通り7時30分に発車。乗車は5人。新富士駅には予定時刻の7時37分に到着しました。

 

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 乗客は2区間合わせて15人で、そのほとんどは、定期券やICカード利用からして通学・通勤者とみられ、整理券を受け取っての下車時に現金で清算した乗客は私を含めて3人だけでした。

 

 3人のうち2人は、小型の旅行バックに手にした高齢のご夫妻で、下車時に前を歩き、運賃の支払いもフットワークが軽快な奥さん、その後に、ご主人。微笑ましい、そして、20年後、いや10年後かもしれない我が家の姿に思え、複雑な心境でした。

 

 バスの車窓から見えるのは見慣れた景色であるものの、マイカー運転時には見落としてしまう景色を確認することもでき、富士第2小学校前を通過時には登校時の安全確保にあたる保護者の姿を見ることができました。

 

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 大袈裟ですが貴重な路線バスの体験。高齢者ドライバーの事故発生比率の高まりから免許証返納が強く求められる時代の中、交通弱者の高齢者の皆さんのために路線バスなどの公共交通機関の存続が不可欠であり、そのためには存続の不可欠条件であるバス利用者増に向け、マイカー依存が圧倒的に多い通勤者のバス利用を、どう進めていくか、その制度設計が必要かもしれません。

 

 自分は、定時出勤・退社ではなく、公務で、あれこれ出向くことが多く、マイカーに依存しなければならない立場、職業ですが、今回の体験から「機会あるごとに路線バスを利用しよう」、そう決めています。

 でなければ、“閉店前の蕎麦屋”になっちゃいますよネ。

 

 

(※)“閉店前の蕎麦屋”とは … 閉店前の蕎麦屋さんの茹で釜は、売り切れでお湯だけの状態。転じで、「湯=言うだけ、実行力のない人間だ」とする批判めいた表現。フォークグループ、海援隊のボーカル・リーダーの武田鉄矢が代表曲『母に捧げるバラード』の中で子供時代に母親から叱責を受けた場面を語る際の母親が放った叱責フレーズ。『母に捧げるバラード』がヒットした当時、流行語となっています。

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