凄いぞ! 水循環処理の完全循環型バイオトイレ

 今年も、きょうを含めて、あと5日間。一つ、やり残したことがあり、ここに記します。会派視察の報告ですが、民間企業の視察ゆえブログやフェイスブックにアップしていいものか…と迷っていた中での、やり残しです。「多くの方に知ってほしい」、その思いが募り、気合いを入れて執筆しました。

 長文になりますが、富士市森島に本社を置くK社(社名の頭文字です)が製造、販売している水循環処理方式のバイオトイレの紹介です。

 

 名山などの観光地のトイレは、水道施設がないことや排水処理にも課題があることから汲み取りが多く、イベント会場に設置されている仮設トイレも、その線上にあり、「きたない」「くさい」とされる中、先日、会派研修として微生物を利用した水循環処理方式のバイオトイレを視察、思わず「凄いぞ!」の感嘆詞をあげてしまいました。

 

 バイオトイレは、「富士山に設置されている木質チップ処理方式がバイオトイレ」と受け止めてきましたが、今回視察した水循環処理方式、さらに土壌利用処理方式も微生物を使用していることから「バイオトイレとされている」とのことです。

 

 視察したのは静岡市清水区蒲原のK社の展示場と、K社が手掛けた清水区蒲原の山間部にある中尾羽根親水公園に設置されている公園トイレ、それに富士宮市朝霧高原の宗教法人施設内に設置されている大型トイレの3カ所。規模は違うものの、いずれも水循環処理方式で、「電気さえ通っていれば通常の水洗トイレと同じ感覚で使用できる完全循環型で、無臭、回収が必要となる汚泥も、ほとんど発生しない」(K社の社員)という優れもの。

 

 展示場では、便器2基の主力製品で、商品名『Biot(ビオット)20』を視察。社員から、そのメカニズムの説明を受けました。

 カタログでは、性能をとらえてバイオトイレの記載はなく、循環式水洗トイレと記載、「水道の無いところや、排水が出来ないところでも水洗トイレが設置できます」と記されていました。

 移動も可能。また、「畑などに処理装置を埋設して余剰水を消毒後、液肥して再利用することも可能」とのことです。

 

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 中尾羽根親水公園に設置されている公園トイレは旧蒲原町時代の2003年に製作、設置されたもので、便器3基、そのうち1基は多目的。

 木質チップ処理方式、さらに合併浄化槽と同様、定期的に汚泥回収が必要と思いきや、「設置以来15年間、安定して稼働、1度も汚泥の回収はしていない」とのことでした。独自の水循環処理技術が投入されていることは想像に難くないことです。

 

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 朝霧高原の宗教施設内に設置されている大型トイレは2005年に製作、設置されたもので、便器数は実に大と小を合わせ126基。

 説明によれば、「野外で最大1日1万2,000人規模の集会が開かれ、設置以前は仮設トイレで対応、トイレ問題が大きな課題だったが、それが一気に解消した」とのことです。

 

 実は、「完全循環型で、無臭、回収が必要となる汚泥も、ほとんど発生しない」の説明を半信半疑で受け止めたのですが、実際に現場で、それを確認。たとえは、やや違うかもしれませんが「百聞は一見が如かず」でした。

 

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 視察で「凄いぞ!」と思ったものの、視察では、導入、維持への課題も確認することができました。それが一気に普及しない理由ともいえそうです。

 

 主力製品で、移動も可能な『Biot(ビオット)20』の価格は約250万円と高額。

 維持についても、微生物を利用し、かつ水循環処理方式であることから「便器洗浄は洗剤の使用は避け、水だけでこまめに…」。

 さらに、微生物の排泄物分解には、それなりの時間が必要。朝霧高原の宗教施設内に設置されている大型トイレは最大1日1万2,000人規模の集会が開かれることから分解処理能力の超過が判然としていたため、設置にあたっては排泄物100鼎魄貉的に溜める貯留槽も設置されていました。

 

 しかし、そうした課題があるにせよ、日本が観光立国を目指す上で、「きたない」「くさい」のトイレ問題はクリアすべき重要課題。大災害時のトイレ問題への関心も高まっているだけに解消の切り札ともいえるバイオトイレの普及が大きなうねりになることを願っています。

 

 

(※)アップした写真は展示場に設置されている『Biot(ビオット)20』(パンフレットから)、中尾羽根親水公園に設置されている公園トイレ、朝霧高原の宗教施設内に設置されている大型トイレの順です。

 

(※)バイオマストイレは公共施設にも導入され、製造・販売会社の新規参入もあるようですので、ここで取り上げた製造・販売会社の社名は視察に応じていただきながら失礼とは存じつつ、頭文字とさせていただきました。ネットで「富士市内のバイオマストイレBiot(ビオット)20」と打ち込み、検索すれば詳細が分かります。

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着々と正月準備、書き初めの予行演習…?に参加&常葉大学富士キャンパス跡地にホテル建設・開業へ

 最近は、夕食を兼ねるイブ(前夜祭)を「Xmas」とするご家庭が多いようですが、キリスト生誕祭は、きょう12月25日。で、「Xmasイベントに…」と記したいのですが、そうではなく、書き初めに参加、お手伝いをしてきました。

 久しぶりに書道に接し、子ども達の笑顔にふれ、凍てつく外気とは対照的にゆったりとした、ホッカホカの気分でした。

 

 参加したのは富士市の丘まちづくりセンターの自主事業の一つ、少年教育講座。年9回にわたってさまざま企画に取り組み、きょう25日は“書き初め”でした。

 

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          書き初め会場です

 

 小学生の冬休みの宿題の一つとして書き初め作品の提出があることをとらえての企画。書き初めは正月行事の一つで「正月三が日の中日である2日に行うと書道が上達する」とされています。ということで、この日は、その正月2日に向けての予行演習といったところです。

 

 富士市を代表する女流書家の一人で、長年お付き合いをさせて頂いている大村華谷先生が講師を担う書道愛好サークルと協働しての企画。

 義母がサークルのメンバーで「午前中、子ども達に書き初めに向けての指導をする」と聞き、「年1回くらい親孝行を」とセンターへの送迎を申し出、かつ「会場設営や指導のお手伝いを」と出掛けたのですが…。

 

 会場設営は、前日にセンター側が行い、指導についてもサークルのメンバーが10数人いたことから自分は見学へ。

 もっとも、機会は少なくなったものの筆を手にすれば自己流の草行書体。子ども達に提示されている書体は楷書で、指導を手伝ったとしても効果は「?」が打たれる状況でした。

 

 小学4年から6年の28人が参加。小学4年は『花さく春』、5年は『大空高く』、6年は『一筋の道』の新春に相応しい課題が提示されており、開始前には大村先生が、それぞれの課題の注意点を伝え、いざ開始。

 

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         大村先生が注意点を…

 

 ほぼマン・ツー・マンの指導体制とあって子ども達は勢いよく筆を運び、次々と自信作を仕上げていました。

 

 この日は、書き初めの予行演習、「参加して子ども達は、多分、きっと、この日の練習成果を如何なく発揮して、自宅で正月2日の書き初め本番に臨んでくれるはず」と思っているのですが…。

 

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      次々と作品が仕上がりました

 

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     講師の大村先生とのツーショットです

 

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今朝の購読紙(静岡新聞)の1面トップ記事です。富士市大淵の常葉大学富士キャンパスの跡地に時之栖が「ホテル建設、開業」が掲載されていましたので、その記事(一部)もアップしました。詳細は、近く議会に報告があると思いますので、その際に執筆、報告します。

 

| - | 20:11 | comments(0) | - |
富士市都市計画審の正副会長選出、視察も…

 年末も大詰めへ、年内に処理しなければならない依頼事や雑務が山積しているものの21日には公務としては最後の仕事となる富士市都市計画審議会が庁舎で開かれ正副会長を選出、続いて審議会委員研修として今後、審議会の審議対象が見込まれる4カ所の地区計画適用候補地を視察しました。

 

 

【新会長に山梨大学教授の大山勲氏】

 

 21日に開かれた審議会は、2年間の任期満了に伴うもので、委嘱者である市長から委嘱状の交付を受け、続いて委員の互選により正副会長を選出。

 会長には山梨大学生命環境学部教授の大山勲氏、副会長には一般社団法人富士建築士会会長の小林武司氏と決定しました。共に1号委員です。

 

 都市計画審議会とは、都市計画に関する事項の調査審議機関で、現在、国レベルの社会資本整備審議会、これに続く都道府県都市計画審議会、市町村都市計画審議会の三層構成となっており、地方分権によって、それぞれの審議会の決定機能が尊重されています。

 

 審議会委員は、条例に定められ、富士市の都市計画審議会は、1号委員(知識経験者7人以内)、2号委員(市議会議員5人以内)、3号委員(行政機関の職員、公共機関の職員、公共的団体の役員など4人以内)で構成。自分、海野しょうぞうは2号委員として参画しています。

 

 議会から選出される2号委員については、基本的に会派3人につき1人という割合となっており、議会改選や1年ごとに行われる委員会構成などで変更、交代もありますが、自分が所属している会派は、「審議会等は継続性が求められる」を概括的な理由に変更は行わず、よって今回も再任を受けています。

 

 

【フロント工業団地第2期予定地など視察】

 

 地区計画は、最上位計画である都市計画と個々の建築計画との中間的な位置にあり、用地地域等の都市計画との調和を図りながら地区の特性に応じたきめ細かなルールを定めるもの。規制の強化と緩和の両面を有しています。

 

 富士市では、地区計画適用候補地として17地区を選定し、それぞれの土地利用方針と開発を許容する用途を設定しています。

 

 今回、視察した4地区は、産業地開発型の富士山フロント工業団地周辺地区、既存集落環境保全型の中野交差点周辺地区、IC周辺土地利用誘導型の新富士インター城山線沿線地区、住宅団地環境保全型の城山団地周辺地区。

 このうち富士山フロント工業団地周辺地区と中野交差点周辺地区の2カ所は車を降りて、他の2カ所は車内で市職員から説明を受けての視察でした。

 

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富士山フロント工業団地、計画地の部分が第2期計画地(市の配付資料から)

 

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       想像図(黄色部分が第2計画地です)

 

 富士山フロント工業団地周辺地区の地区計画は、11月13日に開かれた市議会全員協議会で、その概要が示されています。

 今年2月に市長が新年度に向けての施政方針で「企業立地の受け皿を確保するため、新たな工業団地の候補地を確定し、基本設計に取り組む」と述べていた、その新工業団地の計画概要です。

 

 候補地は、前市長時代に立案、2000年代に完成した富士山南麓の大淵地先にある富士山フロント工業団地の南側で、現在の工業団地を第1期とし、第2期として取り組む。事業期間は2019年度から2021年度の3年間を予定。全体面積は約5.8任如△修里Δ訴譲予定は約4.5如M縦蟠莢菴瑤錬感莢茲ら6区画。対象施設は工場・研究所、物流施設など。概算事業費は「16億円程度」としています。

 

 今後、用地買収に取り組み、実現すれば、第1期分の42.6如■隠袈莢茲塙腓錣嗣鵤苅検ィ喚如■横蔚莢茵腺横涯莢茲梁腟模工業団地となります。

 

 この候補地の視察では、第1期分と位置付けられている富士山フロント工場団地も車から視察。2009年9月に完成、販売開始直後は「苦戦」が伝えられましたが、2012年に開通した新東名高速道路の新富士インターに近い利便性に加え、東日本大震災を踏まえて津波リスクを敬遠する企業のニーズに合致。さらには、景気回復で企業の設備投資意欲が改善、2013年の富士山の世界文化遺産登録も追い風となり、販売した17区画は2014年4月に完売、市内外の有力企業16社(1社は2区画を使用)が操業しています。

 

 進出している企業には市内企業もありますが、その多くが市外の有力企業。事業所内保育所を完備している企業もあり、「富士市は、それなりの投資と医師などの人材確保を突き付けられる中核市に移行せずとも、的確、適切な都市づくり施策があれば安定した経済成長、持続可能な都市が可能ではないか」と思ったのですが、その一方で、ある不安も浮かび上がってきました。

 

 工場規模に対して従業員の通勤車両と思われる車両数が少なく、そこからは「製造工程のロボット化が進んでいるのでは…?」「労働力の確保は、2017年に施行された外国人技能実習制度によってマイカーを有さない外国人の依存度が高まっているのでは…?」などの不安です。

 

 新富士インター周辺も含め、富士市に有力企業の進出が相次ぐ中、「地元採用、雇用に結び付いているか」、その調査と、状況如何によっては企業誘致に合わせての採用、雇用に向けての制度設計も急がれる、そんな思いを抱いています。

 

以下は富士山フロント工業団地周辺地区の視察状況

 

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以下は中野交差点周辺地区の視察状況

 

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 最後に一筆啓上。

「相変わらず長文でスミマセン」

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社会を明るくする運動作文の表彰式が開かれました

 きょう12月20日午後、富士市の消防防災庁舎7階大会議室で7月を強調月間とする『社会を明るくする運動(以下、社明運動)』の記念事業の一環、作文コンテストの表彰式が開かれ、自分は保護司の立場で“拍手隊”として参列。入賞作文集の配付も受け、小中学生の「社会を明るく…」の思いが波打つ作品は感動の連続です。

 

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入賞作文集(表紙部分)

 

『社会を明るく』と題した作品で第一席の推進委員長(市長)賞に選ばれた富士一小3年の齋藤そらさんは、「一人一人が、あいさつを通して話をするようになれば、一人一人の笑顔の数が増えていきます。笑顔いっぱいの学校や社会は、明るくて助け合える社会になるのだと思います」と記しています。

 

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表彰式で挨拶する小長井委員長(市長)

 

 社明運動とは、法務省が主唱し、全ての国民が犯罪の防止と犯罪者の矯正および更生保護についての正しい理解を深め、進んで、これらの活動に協力するよう呼び掛ける国民的運動。今年で68回目、7月を強調月間としています。

 

 富士市では市長が委員長に就任、市の福祉総務課が事務局を担い、関係39団体で組織する推進委員会が運動に取り組んでいますが、その主軸は100人余が委嘱を受けている保護司会。

 きょう表彰式が行われた作文コンテストも7月の強調月間事業の一環として保護司会が支部単位で小中学校に応募を呼び掛けて審査、各賞を決定しました。

 

 応募数は700点を超え、表彰式では推進委員長(市長)賞に輝いた4人、教育長賞に輝いた4人に、それぞれ小長井市長と山田教育長から賞状と記念品が手渡されました。

 

 受賞者は次の通りです。(敬称略)

 

※推進委員長(市長)賞

 ・齋藤 そら  (富士一小6年)

 ・後藤 奏空  (今泉小6年)

 ・長田 杷奈  (吉原一中2年)

 ・高木 帆花  (須津中2年)

 

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推進委員長(市長)賞の表彰です

 

※教育長賞

 ・佐野 昊   (天間小6年)

 ・前島かおる子 (富士二小6年)

 ・植松 里奈  (須津中2年)

 ・渡邉 藍   (吉原東中2年)

 

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教育長賞の表彰です

 

 ところで表彰式に“拍手隊”としての参列ですが、作文コンテスト開催の主軸が保護司会であることから保護司会の本年度3回目の定例研修会と同時開催。100人余の参加を数えた研修会終了後に表彰式という段取りでした。

 

 事前に入賞作品集の配付を受け、目を通していた保護司が多かったようで、表彰状と記念品贈呈の際には一斉に大きな拍手があがり、もちろん、自分も、作品を読んでの感動を込めた拍手を届けました。

 

 自分が所属する保護司会鷹岡支部では更生保護女性会と協調して、社明運動強調月間の7月に支部単独の『朗読と講演の夕べ』をまちづくりセンターを会場に開いており、朗読する作品は作文コンテストの入賞作品としています。

 

 

【保護司のなり手確保に苦慮しています】

 

 保護司の任期は2年で、きょうの定例研修会では3人の新任保護司も紹介されました。そのうちの1人は平成生まれで、多分、人口割で定数が108人となっている富士市の保護司の最年少。もう2人は、警察官OBと県職OBです。

 

 保護司は、少年法による保護観察処分を受けた者、少年院や刑務所の仮退院者・仮出所者、保護観察付きの執行猶予者などを対象とする保護観察において月2回から3回の面接相談を通して社会復帰に向けての支援活動に取り組んでいます。身分は非常勤の国家公務員ですが、その活動は実質的にボランティアです。

 富士市は、再犯率の高い覚せい剤事犯が多いこともあって対象者が一向に減らない中、保護司のなり手確保に苦慮しています。

 

 自分も保護司5年目ですが、「誰か推薦を」の依頼を受け、それなりの人にアタックするも承諾が得られず、その一方では対象者が減らず、一人の保護司の担当対象者が増え、過負荷な業務になってきたことから「適任者が見つかるまで…」と、その任を受けた次第です。

 

 自分のような状況から富士市議会では自分を含め、今、5人の議員が保護司を仰せつかっています。

 

 研修会で紹介された新任保護司は、若手、そして、それなりの保護司にふさわしいキャリアを有する方々であり、「今回に続く人材発掘・確保に向けての制度設計が急がれる」、それを感じています。

 

| - | 22:24 | comments(0) | - |
今月30日、『2018富士山女子駅伝』が開かれます

 今年も12月30日(日)に全国の大学女子のトップ級ランナーが富士山の麓を駆け抜ける『2018全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)』が開かれ、コースメインの富士市で、その準備が急ピッチで進んでいます。

 

 総距離は7区間、43.4キロ、高低差は172叩8畫娃隠飴に富士宮市内の富士山本宮浅間大社をスタート。同浅間大社周辺を回った後、富士市内に入り、田子の浦港や吉原商店街などを通過、根方方面に向かってUターン、一気に霊峰富士を仰ぎ見ながら大渕街道を駆け上がってのフィニッシュは富士総合運動公園陸上競技場です。

 スタートからフィニッシュまでフジテレビ系列(静岡県はテレビ静岡)で全国生中継されることになっています。

 

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            今年のコースです

 

 日本学生陸上競技連合主催、静岡県、富士市、富士宮市が共催、スズキ蠅特別協賛。“富士山女子駅伝”と銘打っての開催は今年で6回目となります。

 

 出場は22チーム。内訳は、今年10月に仙台市で開かれた『第36回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)』の上位12チーム、5,000達型佑離繊璽犁録による8チーム、全日本大学選抜、それに県学生選抜各1チームです。

 

 大学女子の駅伝競走は、立命館大学が牽引役を担い、選手層の厚さで富士山女子駅伝も第1回大会から5連覇中。今回大会の最大の注目点は「立命館大学の6連覇なるか」です。

 

 しかし、大学女子駅伝の人気が高まる中、各大学が選手強化を図り、「戦国時代に…」とも言われています。

 

 10月28日に仙台市で開かれた全日本大学女子駅伝では名城大学が2連覇を達成。2位は34秒差で大東文化大学、立命館大学は3位に甘んじています。

 このほか、東京農業大学や大阪学院大学、京都産業大学、東洋大学、玉川大学、日本体育大学、関西大学などが着実に実力をアップ。

 2016年の全日本女子駅伝の覇者で、今年の全日本女子駅伝で5位に食い込んでいる松山大学の走りも注目点。

 

 このほか、今年の全日本女子駅伝を制覇、その立役者となった第3区(6.8キロ)区間賞をとり、小柄(148センチ)ながら全身がバネのようなダイナミックな走りで「ゆくゆくは世界で闘える日本を代表する女性ランナーに…」と脚光を浴びている名城大学、高松智美ムセンビ選手の走りと、そのタイムも注目点。

 ムセンビ選手は、父がケニア人、母が日本人のハーフで、大阪薫英女学院高校から今春、名城大学に進学した18歳。今年6月に開かれた「第102回日本陸上選手権」の1,500メートルで優勝しています。

 

 いずれにせよ、スポーツ関係のメディアが線を注ぐ「興味津々」の富士山女子駅伝です。

 

 この富士山女子駅伝、富士市の前市長時代に誘致に成功。富士市を全国にアピールできるシティプロモーション事業として取り組むことによって観光振興をはじめ企業誘致、移住促進などが期待され、さらには市民が郷土に誇りと愛着を持つことができる“シビックプライド(civic pride)”の醸成も…。

 

 多くのボランティアが大会を支え、富士市議会も開催の狙いに賛同、それぞれの所在区で交通整理ボランティアとして出動することになっています。

 自分、海野しょうぞうも所在区の鷹岡地区を通過する沿道に立つことが決まっており、しっかりと、その役目を担ってきます。

 

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  交通整理ボランティアに配布されたスタッフジャンパーです

 

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   市内の各所に掲げられている歓迎垂れ幕(中島地先)

 

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 テレビ生中継に向けての準備(市庁舎北側駐車場)が進んでいます

| - | 17:22 | comments(0) | - |
番外・議会報告会、富士市立高校生との貴重な意見交換も…

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この冒頭の富士山写真、本文とは関係ありません。きょうの冠雪富士に感動、市庁舎9階議会フロアから撮影したものです

 

 富士市議会は、きょう12月17日、市立高校に出向き、3年生の文系2クラスの生徒を対象に議会報告会を開催。報告後には、報告のメインとした議会が取り組んだ2事業の評価に対する生徒目線でとらえた評価と改善策の発表を受けてきました。

 短時間でしたが、今時の高校生の視線と考えを知ることができ、「これからの富士市づくりには若い人達の意見を真正面から受け止めていかねば…」、そんな思いを抱いています。

 

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   最初にパワーポイントを使用して議会側が報告

 

 富士市議会の議会報告会は、開かれた議会、市民の皆さんに軸足を置いた議会へとアクセルを踏み込むために議員発議で制定、平成23年4月1日施行の議会基本条例の第7条で定められた取り組みです。

 全議員32人が5人から6人で班を構成、6班の体制をもってまちづくりセンターなどを会場に任期中に全地区を巡回開催。本年度も11月に開いています。

 

 こうした中での市立高校に出向いての議会報告会は、市議会と市立高校の協働プログラムとしての開催。授業の一環であり、番外の議会報告会といったところです。

 

 まず、「市議会とは…」の説明に続いて本年度に取り組んだ「中心市街地活性化支援事業費」と「紙のアートミュージアム事業費」の2事業の評価を報告。

 この後、参加した10人の市議は、3人から4人で構成されたグループに分かれ、生徒目線による評価と改善策のプレゼンテーションを受ける、といった流れでした。

 

 自分が担当したグループから「中心市街地活性化支援事業費」に対しては、事業の課題や問題点として「若者向けの店が少ない」「平日に来る人が少ない」などがあげられ、改善案としては「有名人で客寄せを図り、ご当地名物を宣伝してもらう」などが示されました。

 

 有名人については、お笑いコンビ、アンジャッシュの突っ込み担当、渡部健の名をあげました。

 富士市出身者でない、お笑いタレントの名に「?」でしたが、聞けば日テレの長寿番組『行列のできる法律相談所』の企画に「空きビルで町おこし!世界の渡部ビル計画」があり、富士市の吉原商店街にある空きビルが取り上げられ、リニューアルして『世界の渡部ビル』に生まれかわる計画が進んでいる、とのことでした。

 

 さすがネット社会の先端を行く高校生、情報入手力は「スゴイ!」でした。

 

 一方、「紙のアートミュージアム事業費」に対して議会側は、AからDの4ランクに分けた事業評価は下から2番目の「あまり評価できない」のC、1から5の5ランクに分けた今後の方向性も下から2番目の「大幅な見直し」の4でしたが、高校生の目線は、より厳しく、紙のアートミュージアムがロゼシアター1階の小空間であることをとらえ「ものづくりのワークショップを行う時はロゼに隣接する中央公園の広場を活用すべき」、来場者が目標人数に達していないことをとらえ「PRを強化すべき。小学生の社会科コースに組み込むことも検討すべき」。さらに入場無料をとらえ「300円程度の入場料とし、それを運営費やメンテナンスにあてるべき」なども示されました。

 

 ここでも愛知県岡崎市の観光伝道師に任命されている6人組のYouTuberでドッキリをテーマにした動画を投稿している「東海オンエア」の名をあげ、「人気YouTuberに売り込んでみては…」という提案がありました。

 

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 グループに分かれての生徒目線の評価、改善策などの発表です

 

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        あれこれ意見交換も…

 

 この番外の議会報告会、「それって授業の一環…?」と思われる方がいるかもしれませんが、事業の分析や改善に向けての考察、その根拠の構築、さらにはプレゼンテーション能力も強く求められる時代。「将来、必要となる社会人力を身につける授業」といえるかもしれません。大事なことですよネ。

 

| - | 22:51 | comments(0) | - |
15日スタート、年末の交通安全県民運動】

 今年も12月15日(土)から同31日(月)を期間として「年末の交通安全県民運動」が繰り広げられます。15日のスタートを前に、きょう14日、事前運動広報活動として児童・生徒の登校時間に合わせての街頭指導が行われ、参加しました。

 

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      今朝は冠雪富士がきれいでした

 

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             元気に登校

 

 所在区の富士市鷹岡地区では、まちづくりセンター前の交差点とJR身延線入山瀬駅西側交差点の2カ所を会場とし、交通安全指導員をはじめまちづくり協議会構成団体役員や交通安全担当者が参加。自分は、まちづくり協議会を構成する保護司会鷹岡支部メンバーとしてまちづくりセンター前の交差点で街頭指導…というよりも子ども達に啓発グッズの反射材や交通安全マスコットなどを配布しながら「いってらっしゃい」の声掛けをしてきました。

 三文の徳はありませんでしたが、久々に早起きしての声掛け、返ってきた子ども達の笑顔に爽快な朝でした。

 

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         今年の啓発グッズです

 

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            配付しました

 

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          ドライバーさんにも…

 

 年4回開かれる交通安全県民運動ですが、年末は飲酒する機会が多いことから「安全を つなげて広げて 事故ゼロへ」のスローガンのもと重点事項には、

1.飲酒運転の根絶

2.夕暮れ時から夜間の交通事故防止〜「自然発光式反射材」などの着用と夕暮れ時「早めのライトオン」の励行〜

3.高齢者と子どもの交通事故防止

4.交差点の交通事故防止〜「止まる・見る・待つ」の徹底〜

を掲げています。

 

 運動期間中、富士市では17日(月)を「高齢者と子どもの交通事故防止の日」、21日(金)を「飲酒運転根絶の日」に設定、高校生サイクルマナーアップ街頭指導や夕暮れ時のライトオン作戦などが市内各所で繰り広げられることになっています。

 

 

   富士市内の交通事故発生状況は…

 

 富士警察署、富士市、交通安全協会富士地区支部、富士地区安全運転管理協会の4者がまとめ、冊子にした『平成29年交通のあらまし』によれば、平成29年1年間に市内で発生した交通事故件数は2034件、死者は6人、負傷者は2649人でした。

 前年比で件数は91件減、負傷者も141人の減となっていますが、死者については2人増でした。

 過去10年間で件数が最も多かったのは平成23年の2688件、死者は平成20年の19人、負傷者は平成23年の3488人となっています。

 流れとしては件数、死者、負傷者とも減少傾向を示していますが、「交通事故は防ぐことのできる人災」を改めて胸に刻み、交通安全都市・富士市の実現を目指したいですネ。

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感動の日本画家、久保田明宏さんの『花鳥風月展』

 きょう12月13日は富士市議会11月定例会の最終日。一般質問の最終日でもあり午後2時前に閉会となったため、急ぎ、同市中島のル・タン(LE・TEMPS)2階ギャラリーへ。今月10日に開幕した同市伝法在住の日本画家、久保田明宏さんの個展『花鳥風月展』を鑑賞するためです。

 

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 久保田さんは富士市を、いや、日本を代表する日本画家といっても決して過言ではなく、かつ、古くからの友人。案内状を送っていただいたものの定例会中で日中は議場に缶詰状態だったため展示会3日目に会場へ…となった次第。

 具象と心象、双方を自由に往来する風景画や静物、フクロウなどを描いた6号から20号の作品16点をもっての久保田さんの絵画世界は感動の連続です。

「その作品は…」などと、絵画の素人が偉そうにゴチャゴチャ記すよりも、ここにアップした作品を見て下されば「感動の連続」が納得できますよ。

 

 22日(土)まで。ただし、16日(日)は休み。午前10時30分〜午後6時。鑑賞無料。販売にも応じています。

 

(※)アップした作品は、いずれも部分。

 

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                   展示会場です

 

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            久保田さん、作品名『長春花』

 

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「記念に…」と久保田さんにシャッターを切ってもらいました。作品名『牡丹』

 

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                  作品名『行く秋』

 

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                     作品名『筍』

 

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           作品名『冬瓜』

 

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      作品名『ふくろうと浮き』

 

 

 以下に少し長文になりますが、長いお付き合いの中で知り得た久保田さんのプロフィールを記します。

 

 

久保田明宏さんプロフィール

 

 くぼた・あきひろさんは1947年4月23日生まれ。富士市伝法995番地の2在住。

 20歳の頃、日本画と出会い、当時は襖絵に象徴される古典絵画を学び、日本画の基礎を習得。

 その後、日展、院展と並び称される創画展を開催している中央画壇の創画会に所属、近藤弘明画伯や池田幹雄画伯に師事して研鑽を積み、1980年に創画会展に初入選して以来、入選・入賞を続け、1999年には大賞の創画会賞に輝き、会友に推挙されています。

 その他の全国的公募展でも数多くの入賞に耀き、2001年には文化庁の「第34回現在美術選抜展」に招待出品、2004年には、その実力とともに後進の育成指導などの功績により富士市教育文化スポーツ奨励賞受賞の栄誉に浴しています。

創作活動草創期は、色彩に強烈な個性を打ち出した写実画を描き、その後、心象画&抽象画の作風に転じ、『スクラップ』『エアポート』『サークル』の各シリーズを発表、近年は『フィールド』と題したシリーズの作品を世に送り出し、今なお進化を続けています。

 2010年に誕生した新鷹岡まちづくりセンターに150号の大作、作品名『フィールド』を寄贈、センター1階から2階の踊り場の壁面に掲げられています。

 この作品は、未来というフィールド(大地)に、今、近代製紙発祥の地から生まれた組み立て式紙飛行機に搭乗した人々が夢と希望を抱いて着陸しようとする、そんな場面を心象と抽象の混交をもって描き出したもの。

技法的にも、幾重にも岩絵具を塗り重ね、蒔絵技法の一つである研(と)ぎ出しでマチエール(絵肌)の妙を打ち出したオリジナリティに富んだものです。

 自分が久保田さんの作品を初めて目にしたのはローカル紙の駆け出し記者時代だった40年余前、富士市で最も権威を有する市主催(当時は市教育委員会主催)の公募展である“市展”でした。

 緻密な写実風景画でしたが、色彩に強烈な個性が放たれ、空は真っ赤、湖は真っ黒といった感じで、確か、これ以降、日本画の部で3年連続して大賞に輝き、招待作家に…。

 その後、次々と作風が変わっていますが、自分が初めて目にした時の久保田さんの作風は巨匠ピカソでいえば青の時代の作品でした。

 創作活動と並行して富士市美術協会の会長なども担い、会長職を後輩に託した現在は絵画教室の講師として絵画の輪を広げることにも取り組んでいます。

 古希を過ぎているものの若々しく、心も青春真っ盛り。これからも富士市を代表する文化人としての活躍を願い、期待しています。

| - | 18:55 | comments(0) | - |
富士市議会11月定例会、一般質問に登壇しました

 富士市議会11月定例会一般質問3日目の、きょう12月11日、自分、海野しょうぞうは発言通告に基づき午後のトツプバッターで登壇しました。

 今回は、「上下水道部移転を契機とした市民目線に立った市役所の市民相談室の充実について」と「生涯現役社会の実現に向けてのシルバー人材センターへの行政責務と支援について」の二項目を取り上げ、要望を絡めながら質問、市長らから回答を得ました。

 

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 持ち時間は、当局答弁を含めて1時間という中、通常は5分から10分の持ち時間を残して終了していますが、今回は、ボーナス闘争でいえば「満額回答」とはほど遠い答弁が多かったことから、あれこれと食い下がったことにより要した時間は59分14秒。残り時間46秒の「どうにか時間内セーフ」でした。

 

 臨席の同僚議員が「時間切れ間近」をジェスチャーで教えてくれる中、最後は「政治の世界に生きる者、とりわけ生活に密着した基礎自治体に関わる者は、地を這う蟻の目と、天空を舞う大所高所からの鷹の目、2つの視点が必要とされていますが、今回の私の2項目の質問は蟻の目からのマイナーな質問といえます。しかし、市民目線から捉えた大事な質問だと思っています。市民の皆さんの切なる願いが早期に実現することを再度求め、質問を閉じます」で締め括りました。

 

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 一般質問は、定例会ごと議員個々に与えられた発言権で、別段、パーフェクト登壇を目指しているわけではありませんが、選挙公約の一つに「発言権の行使」を掲げ、さらに定例会は年4回とあって11年半前の市議就任以降、毎回、通告、登壇しています。

 3期目の任期は来年4月末。よって今任期中の通告・登壇の発言権の行使は、あと2月定例会の1回のみ。ラストスパートの気負いをもって2月定例会にも通告、登壇を目指します。

 

「どんな質問…?」は、「これから探り、考えます」。

 

 きょう11日の一般質問の論戦は富士市議会のウェブサイトの録画中継で視聴できます。

http://www.city.fuji.shizuoka.jp/page/fmervo000000w5d3.html

 

 

 (※)以下に、活字が小さくて恐縮ですが一般質問通告表、それに作成、議長の許可を得て議長で配布した質問の参考資料もアップしました。

 

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| - | 21:45 | comments(0) | - |
まちづくり新聞『たかおか』の第36号が発行されました

 編集のお手伝いをさせていただいている所在区、富士市鷹岡地区のまちづくり新聞『たかおか』の第36号が12月5日付けで発行されました。発行はまちづくり協議会、編集は協議会を構成する部会の一つ、広報部会です。

 A4サイズ、6ページ仕立て。『広報ふじ』などと共に区(町内会)組織を通して地区内4000世帯余に配布。制作費は、区を通して各世帯に負担をお願いしているまちづくり協議会の費用だけでなく、市の活動活性化補助金も活用していることから区未加入世帯に向けてまちづくりセンターの配架コーナーで入手可能としています。もちろん無料です。

 

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アップした写真は、最後の仕上げである“差し込み作業”。経費節減のため広報部会の部員がまちづくりセンターに集合して取り組みました。以下に1面から6面までの紙面もアップしました

 

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『たかおか』は、4月、7月、12月と年3回の発行という中での第36号は、もう発行10年を経過したことになります。

 

 ここにきて富士市では、広報活動に視野を広げた活性化補助金制度を設けたこともあって地区単位によるまちづくり新聞の発行が相次いでいますが、鷹岡地区の取り組みは、その先駆的な存在でした。創刊の原動力は生涯学習推進会の会長を担っていたIさんの熱意でした。

 

 自分が市議就任直後、Iさんから「生涯学習推進会としての会報を年1回発行してきたが、終了した総会や行事の報告が中心。生活に密着した情報も発信する紙面に…、そして回数も増やしたい。協力してほしい」の依頼が届きました。自分の前職がローカル紙の編集者、それを知っての依頼でした。

 

 筆を措(お)いた身、多少の戸惑いがありましたが、市議就任直後で「市議の業務とは…」が突き付けられていたこともあって、「地域のお役に立てるなら」と引き受け、Iさんが編集長、自分が顧問となっての広報部会を組織。まず、文章の基本を習得する講座に取り組み、その上で生涯学習推進会の機関紙から団体の枠を越えた地域情報誌とするため、まちづくり新聞にバージョンアップ。発行者も生涯学習推進会からまちづくり協議会(当時はまちづくり推進会議)に切り替わっています。

 

 その編集を担う広報部会は、まちづくり協議会を構成する団体から部員の選出を求めた10人余で構成、「よりよい紙面に…」と編集会議を重ね、年3回の発行を続けていまが、幾つかの課題を抱え、新たな課題も舞い込んでいます。

 

 まず、課題ですが…

1.地域の情報紙ということで、恒例の行事やお知らせを取り上げることから紙面がマンネリ化。

2.まちづくり協議会を構成する団体から広報部会の部員の選出を求めているものの、所属する団体の役員交代によって部員の短期交代が多い。

3.重要な情報である選挙関係については、その掲載が認められる第三種郵便物の認可を受けていないため、どこまで扱っていいのか、掲載していいのか判断に苦慮(無料配布は認可対象外であることから認可を受けられない)。

4.重大な誤報(例えば連絡先の電話番号)を生じた場合、年3回の発行では次号への訂正文の掲載はあまり意味がなく、臨機応変な対応策の検討と実践が突き付けられている。

 

 新たな課題は…

1.社会のICT化が進む中、視覚に訴える紙面のビジュアル化や、フォトショップ、イラストレーター、インデザインなどの編集ソフトを使用しての高度な紙面作成が求められている。

2.印刷発注にあたってはコスト削減の面からも、すべて自力で紙面を作成、印刷業者へのデータ渡しが必要になっている。

3.データ収集に向けてのパソコンなどの機材整備と設置場所の確保が急務。

 

 このほか、リアルタイムで情報を発信できるウェブサイト(ホームページ)の開設と管理・運営も時代ニーズとなり、広報部会には新聞作成と並行しての取り組みが突き付けられています。

 

 今後、経済が安定成長、国や地方の財政事情が好転しても少子・高齢化による社会保障費の増大で、各種公共サービスの拡大は「現状維持がやっと」、自分は、近未来を、そう予測しています。

 その予測を前提に、より安全・安心、そして誰一人として置き去りにしない地域社会の構築には、地域力の向上、かみ砕いて相互扶助にアクセルを踏み込むことが必要、その土台となるのは「情報発信と情報の共有」であると考えています。

 

 ゆえに「まちづくり協議会の広報部会の存在と活動は、ますます重要になる」、その一方では、「全くの無報酬であるボランティア活動で取り組むには過負荷な負担になってきている」、そんな思いも抱いています。

 さらに、抱え込んだ課題や新たな課題を前に「頭イタ〜!」です。

 

 富士市は、「将来的には地域の拠点であるまちづくりセンターの管理・運営を現状の市直営からまちづくり協議会を器とした指定管理者制度に…」とする方針を打ち出しています。

 この方針のもと、まちづくりセンターの管理・運営に広報部会の活動を、どう組み込むか、その制度設計が急がれる、そんなことを思っています。

| - | 08:19 | comments(0) | - |
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